緊急事態宣言中のヒキコモリの「私設図書館」で送られた中にあった本。こんなシチュエーションで、オモシロイ本に出会えるっ!ウレシイなあ!(・∀・)
「信じられないかもしれませんが、これは本当にあった話です。95歳の著者が実体験から伝える渾身のメッセージ。ある日、死んだはずの少女から電話が掛かってきた。しかも一度ならず、何度も。そして、生きていた頃と変わりのない声で会話を交わす。
数々の超常現象に見舞われてきた著者が、友人の医師から聞いて巻き込まれた不思議な出来事。一体これは何なのだろう……。死は人生の終点ではない。肉体は消滅しても魂は滅びない。死後の世界の真実を伝えたい、95歳の著者最後のメッセージ」そのエッセンスを紹介しよう。
・「ひふみが生前、こんなことをいったことがあるんです。 お兄ちゃん、わたし好きな人がいるのって。 だけど付き合うことはできない人。年がすごく離れているの。 身体は大きい人。お兄ちゃんの名前と字が一つだけ同じなの、 ってね」
・「どこか痛いとか、苦しいところはないの?」「 死ぬまでは痛かったけど、 死んだと思った時から痛くなくなりました」「お腹は? 空いたりしない?」「お母さんが毎日、 白いご飯を炊いてくれてるから、それだけでもうお腹はいっぱい」 お腹いっぱい?肉体はないのに?
・「わたしねえ、先生、 時間というものがわからなくなってるんです」
・「……いいところへ行ったんですよね。 すごくいいところへ行ったんだけど……今、 それが夢の中みたいでぼーっとしてて……この世のことは全部、 今思い出せるんだけど……」
・空はあります。いつも青く晴れている。夜はない。 地面にはいろいろな花が咲いている。けれども大きな木はない。 言葉は使わずテレパシーで意思を伝え合う。 ここはすごくいいところです、 とっても爽やかで苦しいことは何もありません。「なんかね、 白い服来てるんですよ、皆さん。 それが綺麗な女の人ばっかりなんです。男性は一人もいない。あ、 でも白い犬が一匹います。オスです。犬だけど、 なんだかわたしより偉いような気がするの」「わたし、 今までは一番下ッ端だったんだけど、今度、新しい人が来たの。 それでわたし、ちょっと上がったの」
「ミュンヒハウゼン症候群」って病気があるんだね……。それにしても不思議にリアルだ。霊界じゃないんだよね。冥界なんだよね。あの世ってこんな世界なのかもね。オススメです。(・∀・)