20年以上前に始めた「五行歌」。五七五ではなく自由に五行で表現する。今は書いてないけど、朝日、毎日、産経新聞なや本に取り上げられ、歌会や展示会によく出ていたなあ。ワタシは恋愛詩人なので「愛と恋の歌しか作らない」と決めていた。
例えば
秘密の味
ミルクとラテのように
あの日二人は
まじり合った
円周率のように
永遠に
不規則に
続く
あなたとの恋
のような歌を書いていた。トータルで5000首はつくっただろうなあ。
さてこの本。「五七五の形式を破り自由な韻律で詠む自由律俳句を、妄想文学の鬼才せきしろと、お笑いの奇才「ピース」又吉が多数放出。センチメンタル過剰で自意識異常な世界が広がる。五百以上の句と散文、著者二人の撮影写真から構成。文庫用書き下ろしも収載」そのエッセンスを紹介しよう。
・喧嘩しながら二人乗りしている
・間違えたビニール傘に知らない人の温もり
・ビルを壊す音を遠くに平日の休み
・改札に君が見えるまで音楽を聴く
・知らない人だけど春菊買いすぎだろう
・クラス写真折り曲げ二人きり
・二階席も満席なら持ち帰りにすべきだった
・カラスが突いたゴミ袋からプリクラ
・大晦日の夜カラーボックスを買ってる人がいた
・カキフライが無いなら来なかった
この本で創作のモチベーションが上がりました!また創り始めようかな。オススメです!(・∀・)