一日一冊一感動!小野塚テルの『感動の仕入れ!』日記

タイトルは、『一日一冊一感動!小野塚テルの感動の仕入れ!』日記。 毎日の読書、映画、グルメ、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。(ときどき「酒場のギター弾き」「B級グルメ」も紹介します)

「おまえは、世界の王様か!」(原田宗典)

 


おまえは世界の王様か! (幻冬舎文庫)


タイトルに惹かれて読みました。(・∀・)!
著者が若い時につけていた読書カード(のようなもの)が実家から出てきた!その実物と中身は実に恥ずかしいものだった……「若気の至り」
とはこういうものなんだろうなあ!(笑)


「家庭の事情で大学さえも中退して働かねばならないほどの大ピンチに陥った。そんな時、二十歳の著者は「作家になる!」と一念発起して小説を読みまくる。その感想文を一挙公開。サリンジャー大江健三郎ドストエフスキー三島由紀夫石原慎太郎……。28人の世界の文豪に喧嘩を売るという凄まじい勇気。呼なんたる無謀!」そのエッセンスを紹介しよう。


・映画や演劇を観た感想や、自分が書こうとしている小説のヒント、思いつきの冗談や日記まがいのことまで、一切合財をこの京大式カードに記すようになったわけである。もともとこれは他人に見せるつもりで書いたわけではないので、今読み返すと、その内容はドヒャーと叫んでムネノリ卒倒しそうなものばかり。まあ19、20歳くらいの文学青年というのは、誰でもそうなのかもしれないが、理由もなく自分は天才だと思い込んでいるきらいがあって、我が事でありながらも、「おまえは世界の王様か!」と揶揄してやりたくなるような内容なのである。


・読書カード一枚とってみても、その恐れを知らぬ大胆な発言と奢り高ぶった態度!こんな何の意味もなくエラソーな若者がぼくだったなんて。いずれにせよ20歳のぼくは「言うまでもなく自分が世界の王様」だったので、誰の意見にも耳を貸さず、その時自分が感じて得た独自の見解をズバズバと述べている。文豪大作家巨匠天才、相手が誰であろうち、気に入らなきゃメッタ斬りである。もちろん気に入って、ホメているのも中にはある。ただし王様なので、偉そうにホメているところが、今読み返すと恥ずかしい


……ワタシの実家に、こんなようなものがあるなあ…(笑)恥ずかしいなあ…若い頃の自分に会ってみたいなあ…。オススメです。(・∀・)!


 


おまえは世界の王様か! (幻冬舎文庫)