「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「覗くモーテル観察日記」(ゲイ・タリーズ)

    


覗くモーテル 観察日誌


いや〜ビックリした!驚いた!こんな本があるんだね〜〜!(・o・) 奇書だねえ〜!今年のベスト10は間違いなしだろうねえ。


天井裏に自分だけの覗き部屋を作ったモーテル経営者、30年の奇妙な記録。1980年のはじめ、著者のもとに一人の男から奇妙な手紙が届く。男の名はジェラルド・フース。コロラド州デンヴァーでモーテルを経営しており、複数の部屋の天井に自ら通風孔と見せかけた穴を開け、秘かに利用者たちの姿を観察して日記にまとめていると言う。男を訪ねた著者が屋根裏へと案内され、光の洩れる穴から目撃したのは、全裸の魅力的なカップルがベッドでオーラルセックスにはげむ姿だった――。ヴェトナム戦争で傷ついた兵士とその妻の行為から、不倫や同性愛、グループセックス、さらには麻薬取り引きの絡んだ殺人事件まで、三十年に及ぶ記録からはアメリカの世相、性意識の変化が見えてくる


・このモーテルを購入した理由は、まず覗き趣味を満足させ、同時に人々が社会的および性的にどのような行動をとっているのかあらゆる面で知りたいという欲望を満足させるとともに、「寝室というプライベートな空間にいるとき、人々は性的にどんな行動をとるのか」という昔からの疑問の答えを得るためです。


特に、「見せかけだけの通風孔と屋根裏ツアー」「グループセックスと、レズビアン教師」「傷ついたヴェトナム戦争帰還兵とその妻」「自宅まで中年女性を尾行して」「性欲レベルが異なる夫婦」「覗き魔を大いに喜ばせた男と女」「夫婦交換がうまくいかない場合」「観察の耐えがたい近親相姦」「殺人事件を目撃した夜」「覗き魔の告白」「通風孔ごしの人生を過ごして半世紀」など。


まるで覗き見をするように読みました。(笑)超オススメです。(^ν^)


    


覗くモーテル 観察日誌