「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「むしのほん」(エドワード・ゴーリー)

    


むしのほん


この本のラストは、衝撃的だ。……ブラックユーモアだ。喜んでいいのか、恐ろしくなる…。
そして国家間の民族間の紛争というのはこういうことなのだろう。


あおいむし、あかいむし、きいろいむしが仲良く暮らしている。

そこに入り込む「くろいむし」。会話もなりたたない。仲良くすることもない。

だんだん脅かされる穏やかな暮らし。

もうガマンできなくなる。

むしたちはアイデアを出し合った。そして策略を立てた。

こうなったら力を合わせて戦うしかない。

そして……。

うーん、この方法しかないのだろうなあ。

北朝鮮の問題など、いまこの時に読むと

心がスーッと……しない。……オススメです。(・o・)!


    


むしのほん