この本は、癒される…。涙があふれそうになる…。なんともいえない懐かしさと憧れ…。これが極楽というものなのか…。思わず手を合わせたくなってしまう…。そのエッセンスを紹介しよう。
・「花の上にすわっている大きな人がカンノンさんよ。やさしい人。苦しんでいる人たちを救ってくれるの」
「こっちの花の上にすわっているのが、セイシさん。かしこい人。ちえの力で、悩みを解決してくれるのよ」
セイシさん「ここは極楽という国です。この国の王さま。アミターユス・アミターバさまを紹介しましょう」
アミターユス・アミターバ王の声はもえる太陽のようだった。
「わたしが君をまもっているから、なにがあってもだいじょうぶだ。どんなふうでもいいから、どこまでも生きていくんだよ。極楽は、きみの心のなかにあらわれる。きみの心が極楽のけしきになるんだ」
ぜひ子どもに読んで聞かせたいねえ。「絵本 地獄」と合わせて読むといい子になるよ。超オススメです。(^^)