最近はやりの携帯電話小説。しかし、侮うなかれ!ケータイのEzwebのマガジンジャンルで1位の携帯電話小説「100シーンの恋」の単行本化がコレだ!!!!2年間に書きためられた1000話の中から厳選した31話を収録。その中でも最も気に入ったお話を紹介しよう。
【彼が「好き」と言ってくれないあなたへ サボテンだけが知っている】
・スキダヨ。とか。アイシテイルヨ。とか。
言って欲しいのに、言ってくれない彼。
窓際には、小さなサボテン。一ヶ月前、一緒に買った、サボテン。
あたしのサボテンは、まだ小さいのに、彼のサボテンは、大きく育ち、
なんと花のツボミまで付けている。
「なにか、特別な肥料とかあげてるの?」
「してないよ。よく育つんだ、マミコは」
「マミコ?それ、私の名前じゃん」
「サボテンに、お前の名前付けたんだ。でさ、実験してみたんだ。
サボテンは人の言葉が解るらしいから。言葉に反応して育つらしいから。
毎日色々話し掛けている。
「それは…」
「…カワイイね。大好きだよ。俺は、お前に夢中だよ」
「…!」
「て、言ってるのさ」
カーっ!!!やってみてー!(*_*)!!!胸キュンのラブストーリーがいっぱい!オススメです。(・∀・)