「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

MESSAGE〜感謝の気持ちの実践!…『無財の七施』

父が亡くなって早や十年。とても厳しく優しい信心深い父だった。とある本の載っていた無財の七施を見て、父を思い出した。知ってか知らずか、父が実践していたのはこのことだったのだと妙に腑に落ちた。ご存知の方も多いと思うが改めて紹介させていただく。


仏教には財施・法施・無畏施(むいせ)という三つの布施行があります。財施とは、金銭や衣服、食料などの財を施すこと。法施とは、仏の教えを説くこと。無畏施とは、災難などに遭った者を慰めて恐怖心を覗くことです。


しかし、地位や財産を持っていな者でもすぐに実践できる布施行が無財の七施です。


1.眼施(がんせ)


 優しい眼差しで人を見るということです。


2.和顔施(わがんせ)


にこやかな顔で人に接することです。人は、それだけでも人を幸せにできます。


3.愛語施(あいごせ)


 愛のある言葉は、人を癒し、元気にします。立派な言葉でも、愛や思いやりがなければ心に響きません。


4.身施(しんせ)


お金がなければ、体で奉仕すればいいのです。ご近所のゴミ拾いをするだけでも立派な身施です。お年寄りや妊婦さんの荷物を持ってあげるのもいいでしょう。


5.心施(しんせ)
 

他社に心を配り、喜びも悲しみも共感することです。いつでもどこでも「ありがとう」。これも一つの心施です。


6.牀座施(しょうざせ)


 他者に席を譲ることです。電車でお年寄りなどに席を譲るのも、会社で後輩に地位を譲るのも牀座施の一つです。


7.房舎施(ぼうしゃせ)


 人に一宿一飯を施すことです。雨に濡れている人を傘に入れてあげるのも、捨て犬や捨て猫を飼ってあげるのも、立派な房舎施です。


「わかる」けど「できる」のは難しいかもね。(笑)早速実践だー!(^<^)