「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜石のスープって!?…『しあわせの石のスープ』

しあわせの石のスープ

しあわせの石のスープ

この本はウチのフランチャイズオーナーから紹介されたんだけど、感動!!!(^_-)-☆
タイトルが不思議でしょ!?そのエッセンスを紹介しよう。


三人のお坊さんが旅をしていてたどり着いたのがある村。戦争でひどい目にあったり、洪水にあったり、人びとの心は荒んでしました。


そんなとき、お坊さんの一人が、「石のスープをつくろう」と木の枝を集め、小さな鍋に水をいれまるいすべすべの石を三ついれました。「この石がおいしいスープになる。でもこの小さいおなべでは、たくさんは…」
近づいてきた女の子は、「うちにはもっと大きなおなべがある」と家に帰り、「旅の人たちが石でスープをつくってくれるって」「へえ、石でどうやってスープを作るのだろう。しりたいな」と、あちこちの村人が集まってきました。


「塩とコショウで味をつけるのが石のスープのやりかたなんだが…」 ある村人が塩とコショウを持ってきました。
「にんじんを入れるともっとうまみが出る」 ある女がたくさんのにんじんを持ってきて鍋にいれました。
「たまねぎも、きのこも、あるともっとうまくなる」 …そして、にくだんご、おとうふ、きくらげ、しょうが、おしょうゆ…。とうとう美味しいスープが出来上がりました。村人は、ごはん、おまんじゅう、きのみ、お菓子、お茶を持ってきて、みんなでいただきました。食べ終わると、みんなは昔話をしたり、歌を歌ったりして、大騒ぎ!幸せな気分になりました。


お坊さんはいこういいました。「考えてみれば、幸せとは簡単なこと。それは石のスープをつくるように、簡単なことなのだ」


惹きつけること、人の心を動かすこと、人びとを巻き込むこと、美味しいものをみんなで食べるとそれだけで幸せになるもんね!(^J^) おススメ!