「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜『失礼ながら、その売り方ではモノは売れません』(林文子)

失礼ながら、その売り方ではモノは売れません

失礼ながら、その売り方ではモノは売れません

さあ、神奈川県に住んでいる方にお知らせ!明日8日(金)の産経新聞・神奈川版の『歌のポケット』というコラムになんと!私の五行歌が載るのだという連絡が入りました!?)^o^( このブログでも紹介しますが、見てくれる嬉しいな〜!


さて、本題!高卒の女性でありながら、31歳で、車のセールスにチャレンジし、トップセールスになり、BMWフォルクスワーゲンの社長を歴任し、現在ではダイエー代表取締役会長兼CEO林文子氏。
彼女のノウハウ本だが、やっぱり成功している人は、行動、努力、チャレンジ、場数という代価の先払いをしているんだな!と実感した。そして女性ならではの気配りとやさしさがあふれている本だ。


初めてのセールスでは、先輩からも全く相手にされず、セールス本を買ってきて、一日100軒訪問すべし、と書いてあるのを鵜呑みにして、そうか!100件か!それでトップセールスになれるのか!と素直に一日100人の人と言葉を交わすことを日課としていたら、一ヶ月で支店でトップセールスになったとのこと。それが、『御用聞き』に徹していた『アナログ型営業』が成功の要因だとか。フェイス・トウ・フェイスというか、遠くの親戚よりも近くの他人というべきか。一年に一度しか会えない大好きな人よりも、毎日会う人の方が親しみがわいてくるということだろうか。


彼女のストレス解消法落ち込んだときほど、お客のところに行く。それでもダメなときは、浅草演芸場に行って、朝からボーっと芸を見るのだとか。好きな芸の道を選び、(ゲイの道じゃないよ…。(^_^;))一生懸命演じている芸人さんのを見ると勇気付けられるのだとか。なるほど!!!( ..)φメモメモ


ショールームに来た家族連れの子供にジュースを飲ませ、クルマに載せ、『おばちゃんは、ずっとクルマのセールスをやっているから大きくなったら車を買ってね』と声をかけ、数ヵ月後、両親が子供がとても喜んでいたからと1,000万以上の車を買っていった。誰がお客様になってくれるか分からない。だから分け隔てなく接するのだとのこと。


仕事は、平々凡々と過ぎていくもの。ルーティンが8割、流動的な部分が2割。大事なのは、その平々凡々の時に、3K(感謝、感動、感激)を持って仕事が出来るかということ。達人たちは、自分の仕事に飽きが来るということがない、「これでいい」と妥協することがない。長く、トップセールスを続けるのに、一番難しいのがモチベーションを高く持ち続けること。だから、自分から、3Kを呼び込む工夫をすること。なるほど!


男性には、もちろん、女性にもオススメの本です!