このタイトル、いいなあ。シュールだなあ!事前の情報も、まえがきも、あとがきも解説もないまま読みました。何、これ、物語になってるのか!?(・∀・)
・消しゴムにきみの名を書く(ミニチュアの墓石のようだ)ぼくの名も書く
・〈魅〉〈咲〉〈輝〉の字が大きくあしらわれていてそういう顔の並ぶポスター
・夏服に透けるホックを念力で外す訓練中の童貞
・担任を街で見かけて担任にしては攻めてるシャツを着ていた
・あと10分です、のコールはこの世から退室するときも鳴ってくれ
・知ってる場所で解体工事が始まって建ってたものを思い出せない
・首の無いマネキンが着ていたシャツを買う僕 首を手に入れたシャツ
・愛(業務用)をください。愛(家庭用)はだれかにあげてください
・泣きたがる顧客のために新鮮な不幸を買いにゆくテレビ局
へー!こういう形式の歌、あるんだねー!何度もくり返して読みたい本。オススメです。(・∀・)♪