入院三日目は、まだICUにいました。なかなか出られません。実は、救急車でICUに運ばれたときから、ずっと意識がありました。息苦しいものの、死にそうとか、危ないとかはまったく感じませんでした。「ワタシのために、多くの医療従事者の方が治療してくれてありがたいなあ」こんなカンジでした。(笑)
8月14日(土)入院三日目
4:31 起床
6:00 36.4℃ ベッドの上で歯みがき、気持ちがいい。
6:50 座る姿勢を取ると85%→95まで回復 徐々に。水が飲みたい。点滴で水分や栄養が取れてるっていうけど、口から飲みたい。ガブガブ飲みたい。
トイレに行きたい、ウンコがしたい(オムツなのでトイレは行かなくていい)。LLサイズのパジャマ→ Lサイズになった。服、全部買い換えないと。新しい暮らしが楽しみ。 人間って少し動くだけでエネルギーを使うものなんだなあ。「いとうあさこのラジオのあさこ」 神田広美の「人見知り」「ドンファン」懐かしい。
鏡で、自分の顔をずっと見ていない。 鏡を見ることは生きることにおいて、優先順位が低いんだなあ。
7:15 採血、血圧。心臓の動きをはかる。ゼリーを塗る。 汗かいてますね〜。やっぱり当たり前の暮らしがいかに大切か。生かされているのだ。
10:10 位置替え DJ菊池桃子
10:20 レントゲン、胸の音(自分で呼吸出来ているのか、 肺に酸素が届いているのか、音でわかる、らしい。すごい!)問題なし。「レントゲン、どんな状態ですか?良くなってます?」「わからないです。先生と検討して対策を考えます」位置替え。
11:30 やたらとノドが乾く。ゼリーが飲みたい、水をがぶ飲みしたい。 飲めるってありがたい!アルコールを飲んだらどうなるんだろう。退院したら、週2で飲みたいな。
13:00 心臓検査。92〜97 ギリギリ自力呼吸の範囲らしい。 横にならずに座ったカンジになる、楽。この姿勢がいちばん楽。たいくつ。
13:40 本人の意識確認。「今ココ、どこだかわかりますか?」「なぜ今日、 ここにいるかわかりますか?」「今日は、何月何日何曜日ですか?」(→この質問が案外ムズカシイ。病室にいると日にちと曜日の感覚がなくなる)
・カーテンを締めると、 すべての状況が分からない。隔離されている。時間が唯一動いているのが、ラジオ。それ以外は分からない。晴れなのか曇りなのか雨なのか。昼と夜の違いってゼッタイ大切だ。
14:05 位置替え タオルケットいただく。ありがたい!先生(ドクター)から妻に電話してもらっている。助かる。「 自分の顔見られてないんですよ。 情けない顔しているんでしょうね?」「 それよりも治すことが先決ですから」ちょっとうとうと。
15:00 歯みがき。口の中の衛生大事ですよ。一時的に鼻マスク、 軽くて良い。一度コロナになっても次になる可能性あり。 アベノマスクよりパルスオキシメーターが必要。
新曲「河村市長 金メダル噛んじゃったの歌」完成。歌いたい!(笑)
16:40 鼻マスクに替える。
17:15 位置替え。今日は何月何日ですか?どこですか?
19:00 汗をふいてもらう。気持ちがよくまどろむ。目の検査。
20:00 位置替え、歯みがき、痰、血糖値、胸の音。
20:20 筋肉は落ちやすい。リハビリ、歩く練習をしなければ。ブログ書けないのもツライ。 自分の書いたのを読めないのもつまらない。 本を読めないのがツライが本を読むエネルギーが必要。 スタッフの方、みんな親切。この入院は、人生の中で唯一、最初で最後の体験!精一杯楽しもう!
21:10 他は消灯。ここだけラジオが鳴っている。
22:20 就寝
つづく。