「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「しょうぼうじどうしゃ じぷた」(渡辺茂男 作 山本忠敬 絵)

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しょうぼうじどうしゃじぷた

しょうぼうじどうしゃじぷた

 

 またまた良い絵本に出会いましたっ!1966年に出版ということなので53年前だあ!

 

「消防署のすみっこに、古いジープを改良した、ちびっこ消防車のじぷたがいた。けれども、だあれも、じぷたのことなんか気にかけない。じぷたは、はしご車ののっぽ君と、高圧車のぱんぷ君、救急車のいちもくさんが大きな火事で大活躍するのをうらやましく思うばかり。しかし、じぷたにも山小屋の火事を消し止めて、山火事を防ぐという大仕事がやってきて……。そのエッセンスを紹介しよう。


ある町の真ん中の消防署。
はしご車の「のっぽ」くん

→どんな高いビルが火事になっても僕さえいれば心配ないよ

高圧車の「ぱんぷ」くん

→ 僕の鼻息を知らないな。僕が力いっぱい水を吐き出せば、どんな熱い火でもしゅんと消えてしまうよ!

救急車の「いちもく」さん

→ けが人が出たらやっぱり私がいなきゃ困るでしょ。ピーポー ピーポーと
どこにでも かけつけて けが人を病院に運んであげますよ。

この消防署のすみっこに古いジープを改良したちびっこ消防車の「じぷた」
小さなポンプと小さなサイレンもある。でも誰もじぷたのことなんか気にかけません。
町の子どもたちは、のっぽくんやぱんぷくんやいちもくさんのことは大騒ぎするくせに。なんだかじぶんがてってもちっぽけで、みにくく 思われて かなしくなりました。

その時です。山小屋が火事の電話!はしごじゃ届かない道が狭い。けが人もいない
「よし、じぷただ!たのむぞ!」

 

子どもって働く自動車って大好きだもんね。クルマ版「みにくいアヒルの子だね。

きっと勇気づけられる子がたくさんいるよね。親子で読んでほしいね。オススメです。(・∀・)♪

 

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しょうぼうじどうしゃじぷた

しょうぼうじどうしゃじぷた