「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「干物のある風景」(新野大 写真集)

 


干物のある風景―View of Dried Fish


この写真集はイイっ!!!ずっと見ていたいなあ!ありそうでなかった干物の風景のみを集めたもの。


・海辺の旅館で朝食に必ずといっていいくらい添えられる干物は、地元で捕れた新鮮な素材が使われていて、とても美味しいですよね。朝からご飯を何杯も御代りしてしまいます。干物にされる魚介藻類は、太陽の下に並べられ、軟かな陽射しと優しい風に乾かされ旨味を増していきます。規則正しく並べられたイカやアジたちが干されている風景が、なんとも綺麗で、いつからか写真に収めるようになりました。写真を撮るようになると、新聞や雑誌に載っていた干物の風景が気になりあれも取りたいこれもいいなと思うのですが、魚たちには旬がありその時でなければ撮影ができません。そして天日に干すということは、天気が良くなければなりません。この二つの条件はなかなか合致しないのです。そんな条件のもと、北海道から沖縄、アジアの一部まで約十年かけて撮影した多くのポジの中から選びぬいたのがこの風景です。



スルメイカの生干し



富士川の河川敷に干されているサクラエビ



看板にはキンメダイと書かれているが、干されているのはマアジ



サンマ


この写真集で日本全国、旅行に行った気分になるね。オススメです。(・∀・)


 


干物のある風景―View of Dried Fish