ああ…懐かしい…。(T_T) 私が小学校の国語の教科書に載っていたお話だっ!!
「チックとタック」は、小学校1年だったなあ、確か。「力太郎」は、学級文庫にあったっけなあ。
特に感動したのが、「春の子もり歌」(ひらつかたけじ) そのエッセンスを紹介しよう。
春が来ました。
あたたかになったので、てのうらのねずみが、赤ちゃんねずみをうみました。
「ねんねんよう、おころりよう、チュー、チュー、チュー」
と、おかあさんねずみが、赤ちゃんねずみをだっこして、ねずみの子守り歌を歌っていた。
それを聞いていたねこ。でも爪をひっこめる。なぜでしょう。
赤ちゃんねこをだっこして、おっぱいをのませていたから。
「ねんねんよう、おころりよう、グル、グル、グル」と
おかあさんのねこは、のどをならして、ねこの子守もり歌を歌いました。
それを聞いていた犬。おどかしてやろうおもったがやめる。なぜでしょう。
犬のおなかの中に、まだ生まれない赤ちゃんの犬がいたからです。
おなかの中の赤ちゃんはねているので、ほえたりしたらびっくりしてしまう。
「ねんねんよう、おころりよう、クン、クン、クン」
そして人間のおかあさん。
「ああ、今夜は、なんてあたたかでしょう」
「だれにあえるかな」(くどうなおこ)「花いっぱいになあれ」(まつたにみよこ)「チックとタック」(ちばしょうぞう)「力太郎」(いまえよしとも)
ああ…いいなあ…名文だなあ…。心がほっこりしました。今の子どもに読んで聞かせたい。超オススメです。(・∀・)!