「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「花いっぱいになあれ ほか 光村ライブラリー〈第1巻〉」


ああ…懐かしい…。(T_T) 私が小学校の国語の教科書に載っていたお話だっ!!


「チックとタック」は、小学校1年だったなあ、確か。力太郎は、学級文庫にあったっけなあ。

特に感動したのが、「春の子もり歌」(ひらつかたけじ) そのエッセンスを紹介しよう。


春が来ました。

あたたかになったので、てのうらのねずみが、赤ちゃんねずみをうみました。

ねんねんよう、おころりよう、チュー、チュー、チュー」


と、おかあさんねずみが、赤ちゃんねずみをだっこして、ねずみの子守り歌を歌っていた。

それを聞いていたねこ。でも爪をひっこめる。なぜでしょう。

赤ちゃんねこをだっこして、おっぱいをのませていたから。

ねんねんよう、おころりよう、グル、グル、グル」と


おかあさんのねこは、のどをならして、ねこの子守もり歌を歌いました。

それを聞いていた犬。おどかしてやろうおもったがやめる。なぜでしょう。

犬のおなかの中に、まだ生まれない赤ちゃんの犬がいたからです。

おなかの中の赤ちゃんはねているので、ほえたりしたらびっくりしてしまう。

ねんねんよう、おころりよう、クン、クン、クン」


そして人間のおかあさん。

「ああ、今夜は、なんてあたたかでしょう」


「だれにあえるかな」(くどうなおこ)「花いっぱいになあれ」(まつたにみよこ)「チックとタック」(ちばしょうぞう)「力太郎」(いまえよしとも)



ああ…いいなあ…名文だなあ…。心がほっこりしました。今の子どもに読んで聞かせたい。超オススメです。(・∀・)!