「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「イギリス・ジョーク集」(船戸英夫訳編)

たまに紹介しているジョーク。これは私の「ギャグ・コレクション」の一部を紹介しているのだ。この本は1974年のイギリスの古典的ジョーク集。その代表的なものを紹介しよう。


【人間とは】


チェスタフィールド卿は、人間だけが笑う能力をもつ生物である、という話を聞いたとき、即座にいった。
「そのとおりだが、人間だけが笑いものになる生物だとつけ加えるべきだね」


【釘】


客「安いハンガーが欲しいんだが」

店員「ございます。2ペンスです」

客「2ペンスだって。もっと安いのはないのか」

店員「ございます。この釘です



【豚なみの料金】


「ちょっくら伺いますが、ダブリンからグラスゴーまでの料金はおいくらで?」

と、ある日、エメラルドの島(アイルランドの別称)の若者が港の乗船所で係員にたずねた。

「18シリングです」

「ところで、豚と牛はおいくらで?」

「豚は18ペンス、牛は3シリングです」

「それでは豚でお願いします」



【ゆで卵の数】


あるスコットランド人が朝目をさましてみると、驚いたことに妻が死んでいた。

彼はベッドから飛び起き、まっさおになって階下に駆けおりた。

「メアリ」と、台所にいる召使の名を呼んだ。

「はい、はい、どうしたんです。どうしたんですか?」

「今朝は朝食用に卵は一つだけゆでればいいんだ」



【狩の獲物】


ある市役所の宴会で、一人の貴族が市長に冗談のつもりで家へ遊びにこないかといった。

本気にした市長は、早速翌日やってきた。帰属はやれやれと思いながらも、その地位にふさわしく丁重に、

「折角おいでになったのですから、狩を楽しんでください」

といい、執事に命じて鉄砲と犬を数匹用意させた。

市長は大喜びで飛び出して行った。

30分ほどすると、市長が貴族の書斎を窓ごしにのぞいていった。

「鉄砲打ちっておもしろいものですね。もうなん匹か犬を用意してくれませんか」



【禁酒】


いっしょに住んでいるマグレガー氏とマクファーソン氏は、禁酒することを誓いあった。

しかしマグレガー氏はちょっと考えて、病気のときのために、ウィスキー一本だけ棚にしまっておいたほうがよいと提案した。

三日後、マクファーソン氏は我慢できなくなっていた。

「マグレガー、どうもちょっと気分が悪いんだ」

「おそかったな、マクファーソン、ぼくは昨日一日じゅう気分がとても悪かったんだ


【最後の場所】


ある夜、トラバーズ氏が夜中を過ぎて帰ってきた。夫人がたずねた。

「あなた、なぜこんな時間に帰っていらっしゃるの?」

「今ごろあいてるのは。ここだけなんでね」



【理由】


酒を飲む理由は二つあるー一つはのどがかわいているとき、つまりそれを癒すため。

もう一つは喉がかわいていないとき。つまり喉がかわかないように。

ートーマス・L・ピーコック


やっぱり「笑いは百薬の長」だよね。オススメです。(・∀・)