「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜『僕は人生についてこんなふうに考えている』(浅田次郎)

僕は人生についてこんなふうに考えている (新潮文庫)

僕は人生についてこんなふうに考えている (新潮文庫)

このブログは私の個人のものだけど、ウチ(SA)の会社のブログにも書いています。読んでね。毎週火曜日が私の担当です。(^J^)


SAトレーナーブログ  小野塚:新聞配達の思い出!?
http://blog.livedoor.jp/samaster/archives/51743597.html


今をときめく超売れっ子作家・浅田次郎氏。鉄道員(ぽっぽや)』も良かったけど、この映画が好きでねえ…思い出しただけでもジーンとしてくる…。(T_T)


CINEMA〜親の若い頃に会えたら?…『地下鉄(メトロ)に乗って
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20080825


彼の小説やエッセイから、人生などについて書かれた箇所を編集者がまとめた本がある。浅田文学を一望し、「自分の人生」に誇りを持つための157の言葉。生きる勇気の湧く一冊。そのエッセンスを紹介しよう。


【チャンスの掴み方】

・最後の扉はことさら厚く、重かった。こればかりは、力だけではビクとも動かぬ。扉を開けたものは「勇気」という黄金の鍵だ。そしてその鍵は。絞りつくされた努力の袋の底に、ひっそりと眠っていたのであった。この一枚の、最後の扉を開けるために。『有機凛凛ルリの色 満点の星』


【幸福の種・不幸の種】

・どう考えてもいかんともしがたい不幸は、この世に二つしかない。ひとつは食えない苦労、もうひとつは生命の危機である。とりあえずその二つの心配さえなければ、気の持ちようで誰でも「私は幸福な人間です」と言うことができる。これが私の幸福主義である。自分の力量と、そのときの環境が許すかぎりの小さな幸福に酔い、それらを毎日、ひとつずつ積み上げてきた。『絶対幸福主義』


【愛するということ】

・恋に言葉はいりません。そばにいて、魂が通い合えばそれでいい。『宵待草 天切り松 闇語り第三巻 初湯千両』

・いい、ツバキさん。この世に百の恋愛があるとする。でも、そのうちの九十九は偽物よ。なぜかって自分のための恋愛だから。私は、百のうちひとつしかない本物の
恋をしていた。それは、すべてを愛する人に捧げつくせる恋愛です。あの人のためなら命もいらない。お金も。誇りも、私自身の恋する心すらもいらない。『椿山課長の七日間


【人間の器量】

・人を泣かせるのは才能などではない。どんな辛い思いをしたのか。どんな涙を流したかを記憶していれば泣かせるのは簡単。でも人を笑わせるのは神さまからもらった天性。
そして、涙を知れば知るほど笑いは深い。 『待つ女』

・真にすぐれたものは、享受者を感心させるのではなく、笑わせる、幸せにさせる。 『プリズンホテル』


【生きる力の養い方】

・俺がおまじないをしてやる。忘れろ、忘れろ、忘れろ−苦しみは片っぱしから忘れていかないと、人間は生きちゃ行けない。ぜんぶ忘れれば、希望が残る。忘れろ、忘れろ、忘れろ。



さて、お知らせがあります。私が十年以上続けている五行歌の展示会があります。私も出品しています。もしよろしければ覗いて下さい。(^。^)
昨年の作品の様子はコレ!


EVENT〜『ハマ風の会 五行歌作品展示会』
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20091108


2010年 ハマ風の会 第七回 五行歌作品展示会
かながわ県民センター
横浜市神奈川区鶴屋町2−24−2(JR横浜駅西口前ヨドバシカメラ裏) 045(312)1121
11月13日(土)〜15日(月) 9時半〜17時 入場無料