切手をなめると、2キロカロリー―一生に一度は役立つかもしれない話題のタネ (サンマーク文庫)
- 作者: 唐沢俊一
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2003/11
- メディア: 文庫
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あのかつての人気テレビ番組「トリビアの泉」は、ここから湧いたんだって。
BOOK〜素晴らしきムダ知識…『トリビアの泉 19』(フジテレビ)
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20071109
同番組スーパーバイザー・唐沢俊一氏による元祖・ムダ知識のオンパレード。 その一部を紹介しよう。
・ウルトラマンの声を初めて「シュワッチ」と表現したのは、赤塚不二夫。
〜「天才バカボン」の連載第一回(昭和42年4月発行の『少年マガジン』で、バカボンのパパが手を十字に組んだスペシウム光線のスタイルで「シュワッチ」と言っている。
・巨人軍の「闘魂込めて」、阪神タイガースの「六甲おろし」、作曲はどちらも古関裕而である。
〜この二曲は応援歌ではなく、球団歌。全国高校野球の歌『栄冠は君に輝く』も、彼。生涯で五千曲以上の作品を残した。
〜いまだ完成せず、の意味を込めての改名。
・江戸時代以前の日本人は、災害などで走るときは、バンザイをして走った。
〜日常的に、同じ側の腕と足を出して歩いていたが、このやり方では走るときにうまく腕が振りだせないため。戦国の世が過ぎて太平に慣れた江戸時代の人は基本的に走ることをしなかった。走ったのは、飛脚や駕籠屋などの職業の特殊技術者だった。現在の日本人が走れるのは、明治初期に入ってきた洋式軍隊訓練が定着した結果。
〜「福神漬」は酒悦の、「プラモデル」はマルサンの、「ポリバケツ」は、積水化学工業の、「万年筆」は丸善の、「万歩計」は山佐時計計器の、それぞれ登録商標。
・外部といっさい交流をもたない部族と接触する際、絶対に気をつけなければならないことは、「風邪を引いたまま、会うな」
〜これを怠ったBBCのスタッフは、インフルエンザで南米の部族を全滅の危機に陥れた。この部族は風邪にかかったことがないため、風邪に対する抵抗力がないからである。ほかに、水虫なども致命的疾患になることがある。
・口でも呼吸できる生物は人間だけである。
〜哺乳類は一般に鼻だけで呼吸する。人間も、一歳以下のころは鼻でしか呼吸ができない。口で呼吸することで人間は喋ることが可能になった。その代償に、冷たい空気もウイルスも直接肺に入ってしまうことになり、ほかの動物より感染症やアレルギーに、かかりやすくなっている。
・「ややこしい」は「ややこ・しい」つまり、赤ん坊がいろいろ手がかかることからきている。
〜もちろん、反対の言葉は「大人・しい=おとなしい」である。ちなみに、「ややこしい」は京ことばで、標準語ではない。
・「ビン入り」と「ビン詰め」は違う。
〜正確にはネジ蓋のものは、「ビン入り」、栓抜きなどを利用して開ける王冠式のものが「ビン詰め」。
・魚編に「◎」と書いても「ちくわ」と読む。国字。
〜今昔文字鏡(漢字文化圏のあらゆる文字を納めた検索システム)の十万字版の66807番目の文字として登録されているらしい。編者は持っていないので未見。
・応援団の「フレー!フレー!」元々は「奮(ふる)えー!奮えー!」。
〜明治時代につくられた小学校唱歌に「運動会歌」というのがあり、「ふるえ ふるえ わが友」という歌詞が原型。
・グリーンランド国際サンタクロース認定協会公認のサンタクロースになるためには、試験に合格しなければならない。
〜その試験とは、サンタの衣装で自宅を出発(デンマークに着くまで飛行機の中もそのまま)、50メートル全力疾走、梯子を屋根に掛けて登る、煙突を降りて暖炉から出るなど。
なるほど!( ..)φメモメモ サンタ試験受けてみたいよね!飲み会のネタにどうぞ!おススメ!