「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜自分を生かす仕事術とは?…『プロ論 才能開花編』

プロ論。―才能開花編 (徳間文庫)

プロ論。―才能開花編 (徳間文庫)

この本はオトクだ!(^◇^) 誰にでも才能はあるのだが、ほとんどの人はそれに気づかないまま、終わってしまう。では、第一線で活躍している人たちは、どうやって自分の適職に気づき、才能を開花させていったか。そのヒントが、総勢54人の成功者の「自分を生かす仕事術」がここにある!ぜひ仕入れてね!


人間は年を取ると、自分しか見えなくなり視野が狭くなる。だから、常に視野を広げようとしないと。そう意識するだけで、仕事も人生も、ずいぶん変わったものになると思うんです。(落語家・立川志の輔


・30年近くこの仕事をしていますが、僕にもスランプの時期は何度かありました。でも、今はスランプが怖くない。それは、一生書くと決めているから。70歳まで作家をやるとして、2、3年のスランプなんて、単なる充電期間でしかない。スランプはチャンスなんですよ。そこでやめたら何の財産にもなりません。(作家・夢枕獏


ビジネスパーソンの方に強調したいのは、これまでのような「この道一筋」という考え方はリスクが大き過ぎるということです。いろんな可能性を残しておく。いろんな種をまいておくことが大切になる。思い立ったら、すぐにやる。趣味でも興味を持った仕事でもいい。思いついたらさっさと準備を始める。そうやって広げた芽が運を呼び込む可能性を高め、リスクをヘッジしてくれるんです。(経済アナリスト・森永卓郎


本物志向であることってすごく大事なんです。美しい花を見て、絵画を見て、ステキな音楽を聴く。ニセモノはダメ。本物と触れ合っていると、これだけは人には負けないっていうものが、自然と見つけられる。そしていつの間にか自分自身も本物であることを追及できるようになります。(華道家假屋崎省吾


・とにかく猛烈に働きましたね。そして寝る間を惜しんで漫画を描いた。当時の雑誌に、売れっ子の漫画家の先生は3日間徹夜して描いている、なんて記事がよく載っていたんですが、先生が寝ていないのに、追いかけるアマチュアの僕が眠っていたら、とても追い抜けるわけがない。遊んでいたら、普通の人です。僕は普通の人になるつもりはなかったですから。(漫画家・弘兼憲史


どんな仕事でも、やっぱり好きになんなきゃダメだと思うね。面白がってやってるヤツと、苦労してやってるヤツと、どっちが勝つかな。やっぱりさ、面白がってやってるヤツにはかなわないんだよ。オレはね、何かを選択するときは厳しいほうを選ぶ。だって、そっちのほうが面白そうなことが待ってそうだもん。(作家・青島幸男


・そもそも仕事というのは、あくまでツールなんです。お金を楽しむための。言ってみれば、ゲームみたいなもの。自己実現のための仕事だなんて、意味が全く分からない。大事なことはゲームを楽しみ、ゲームに勝つこと。それくらいの醒めた目を持っていてほしいと思います。(吉越事務所代表・吉越浩一郎


・そもそも人生は血まみれ、泥まみれ、汗まみれなんです。そうやって生きていくのが人生であって、傷つくことは当たり前のこと。人間の本当の苦労というのは、甘いもんじゃない。(作家・浅田次郎


迷ったら積極的なほうを選択したほうがいいと言いたいですね。動きのあるほうを選ぶということ。好きな人に告白するか、しないかという迷いなら、告白するほうを選ぶ。転職しようかどうしようか迷っているなら、当然転職するほうを選ぶ。だって、動かないと何も変わらないから。私自身を振り返ってみても、後悔って、行動しなかった後悔ばっかりなんですよ。(漫画家・倉田真由美


・多くの人は勘違いをしているんじゃないかと思うんです。つらいことは避け、ラクなことをしたほうが人生は幸せなのではないか、と。でも逆なんです。人の幸せはむしろ苦しいところにこそあるんです。乗り越える楽しみ、乗り越えた後の喜びがあるわけですから。歴史を見ても人の人生というのは激動です。大変なのが普通で、安定している時代なんてなかった。だったらやりたいように挑戦すべきだと思いますね。(レーシングドライバー片山右京


・僕は高校一年で、アコーディオンという楽器と人生を歩んでいこうと決めましたが、そのベースになったのは、ヨーロッパから日本に来て、なぜか間違ったイメージを持たれてしまったアコーディオンという楽器の運命を変えたいという思いでした。(アコーディニスト・coba


将棋が好きで好きでたまらなかった。それがこの世界に入った何よりのきっかけです。そしてプロになって30年以上になるのですが、長くやっているとどうしても慣れと飽きが出てきます。だから、私が心掛けてきたことは、毎日、新しい気持ちで将棋に接することでした。例えば、ほかの人の指した棋譜を勉強する。詰め将棋を自分で作って見る。仲間と勉強会を開く。そうやって意識して新しい毎日を過ごすことで、いろんな引き出しが生まれ、常に新しい刺激を得るように心掛けてきました。これが長くプロの世界でやってこられた理由だと思っています。(棋士谷川浩司