なんとも衝撃的なタイトル!?(゜o゜) 女性はいつも、優しく、潤いがあって、美しく、キレイで、何事も受け止めていて欲しい、と私は希望している。し、しかし!最近は、「オニババ化」する女性が増えているらしいという…。女性のからだの本質的なことについて再考していく1冊。そのエッセンスを紹介しよう。
・日本の昔話には、よくオニババや山姥が出てきます。あれは、社会のなかで適切な役割を与えられない独身の更年期女性が、山に籠もるしかなくなり、オニババとなり、ときおり「エネルギー」の行き場を求めて、若い男を襲うしかない、という話だった、と私はとらえています。この「エネルギー」は、性と生殖に関わるエネルギーでしょう。
・「おばあちゃん」という響きはもともとやさしいものです。なつかしくて、暖かくて、何でも受け止めてもらえる。親にしかられても、おばあちゃんがよしよし、と言ってくれる。穏やかに微笑み、人生の多くの困難を超えてきた人だけが持つ、誰をも安心させる温かさを持っています。
・ところが、最近、やさしい、かわいらしいおばあちゃんが減りました。孫を母親と同じように、厳しい言葉でしかっているおばあちゃんをよく見ます。きつくて怖いおばあちゃんが増えていないでしょうか。
・このままほうっておけば、女性の性と生殖に関わるエネルギーは行き場を失い、日本が何年かあとに、「総オニババ化」するのではないか、と思われるふしがあります。それは女性とともに生きていく男性にとっても、けっして幸せなことではないでしょう。
まあ、そうなったのも、男性のせいかもね。女性も男性も、ちょっと知っておいていいかも。オススメです。(・∀・)