
テレビで日本のプロ野球を放映しなくなったのと、日本人メジャーリーガーの活躍で、メジャーもその名のとおり「メジャー」になってるよね!♪(笑)やっぱり日本の野球が世界一なんだね。そうはいってもメジャーは奥が深いっ!!!
「現地取材40年!輝ける才能!噴出するパワー!天才選手多数登場!ワクワクする別次元のスピード! リスクを恐れないプレー! 常に記録は更新! TVではわからないメジャーリーグの実像! 著者は日本で一番のメジャーリーグ通といってもいいと思います。自費でアメリカをレンタカーで走り周り、ついには朝日新聞夕刊に2007年4月から2019年3月まで12年間、週一で連載(連載タイトルは「大リーグが大好き!)。日本人が行ったこともない現地で徹底的に取材、「通説」をひっくり返しています。本書ではメジャーリーグのスターたちの桁外れな人物と途方もない記録が満載」そのエッセンスを紹介しよう。
【イチローの打撃の真髄】
打率は割り算だ。安打数を打数で割って求める。で、 高い打率を残すためには安打数を増やし、 打数を減らすのがイイことになる。 安打数を増やすためには安打を打つしかない(当たり前ですね)。 打数を減らすためには四球を選ぶにかぎる( 四球は打数には勘定されない、念のため)。 この両方をバランス良くやっている選手が首位打者になりやすいと 考えるのが普通だ。 でも、イチローは四球を選ぶ気なんてサラサラないみたいに、 ひたすら打って打数を増やしてしまう。 こういう選手は首位打者になりにくいはずなのに、 イチローはアメリカン・リーグの首位打者に2回もなっている。 2001年と2004年。しかも、この2年とも、アメリカン・ リーグで打数が最も多かったのもイチローときている。 これがイチローの打撃の真髄だ。
大リーグ史上、 所属リーグで打数が最も多いのに首位打者になった選手はイチロー を含めて9人しかいない。そして、 こんなことを2回もやってのけたのはイチローだけだ。さらに、 大リーグ史上、 最も打数が多かった首位打者は2004年のイチロー (704打数)、2番も 2001年のイチロー (692打数)ときている。
イチローが2回目の首位打者となった2004年の打率は3割7分 2厘。これは21世紀の最高打率。今でも、 この打率を超えた選手は1人もいない。そして、 打数は所属リーグのトップ (実は両リーグ合わせてもトップ!)。さらに、大リーグ史上、 この年のイチローの打数は首位打者として最も多い。となれば、 この年にイチローが達成した年間安打262本という大リーグ記録 は永遠に破られないと考えてイイだろう。
・ディマジオはたまたま運良く56試合連続安打を達成したわけではな い。ディマジオは大リーグでプレーする前にマイナー・ リーグの選手となった(多くの大リーガーが行うことだ。 マイナーリーグでイイ成績を残せば大リーグでプレーできるように なる)。そして、 いきなり61試合連続安打という凄いことをやってのけたのだ。 高校を卒業したばかりの、まだ18歳の新人だったのに。
ディマジオは首位打者に2回もなっている。つまり、 安打を多く打てる好打者だった、それだけではなく、 本塁打王にも2回なっている強打者でもあった( 本塁打が10本を超えたことはなく46本が最高だが、 30本以上の年が5年連続を含めて7回もある)。 ちなみに打点王にも2 回なっている。1937年の167打点(この年は、 こんなに凄い打点なのに打点王ではない) は1年間の打点としては大リーグ歴代11位という見事な記録だ。
こういう成績を残した選手は他にもいる。 ディマジオは三冠王になったことはないが、 三冠王に2回もなった大リーガーが2人もいるくらいだから。 でも、 ディマジオほど常に強い打球を打つためにフルスイングをしている のに三振が極めて少ないという選手はいないのだ。 それを示すデータを紹介しよう。 ディマジオは大リーグで13年間プレーしたが、そのうち規定打席数をクリアーしたのは2年。 その12年のうち7年で三振数が本塁打数より少ないのだ。 大リーグ史上、こんな選手はディマジオ以外には一人もいない。 たとえば、三冠王に2回もなって “打撃の神様”とも呼ばれるテッド・ ウィリアムズは規定打席数をクリアーした13年のうち三振数が本 塁打数より少ないのは一年だけだ。
このディマジオの唯一無二の特徴は生涯通算記録で比べるとさらに 良くわかる。ディマジオは通算本塁打361本、通算三振369。 三振が本塁打よりわずか8つ多いだけなのだ。テッド・ ウィリアムズは本塁打521本、三振709。ベーブ・ ルースは本塁打714本、 330。バリー・ボンズは本塁打762本、三振1539。 現役選手もあげておこう。大谷翔平は本塁打225本、 三振917。アーロン・ジャッジは本塁打315本、 三振1209。 本塁打王になるほど本塁打は打たないが安打は多く打って首位打者 になっている選手もあげておこう。 イチローは大リーグで首位打者に2回なっているが、 通算本塁打117本、通算三振! 080。 現役選手からは2024年まで3年連続で首位打者のルイス・ アレエスをあげておく。 通算本塁打28本、通算三振194。
この特徴がどうして連続試合安打と結びつくのかを説明しよう。 野球には運という要素もある。 強い打球を打ったのに野手の正面に飛んだために安打にならなかっ たり、ボテボテのゴロを打ったのに、 たまたま打球がイイところに転んだので内野安打になるといった具 合に。でも 。毎試合の毎打席でフルスイングをして三振せずに強い打球を飛ばせば毎試合 に1本は安打を打つことになる確率が高くなるのは当然だ。 ディマジオより安打を数多く打ち、打率も高い選手はいるが、ディマジオのように毎試合コンスタントに安打を打っているわけで はない。 三振してしまったり強い打球を常に打っているわけではないので安 打がゼロの日もあれば複数安打を打っている日もあるというパター ンが多いのだ。本塁打に関しても同じ。 ディマジオより本塁打を数多く打っている打者はいるが、 ディマジオより三振が遥かに多いので毎試合安打を打つことなどできない。
以上がディマジオの56試合連続安打について私が考えていること だが、すべて正しいかどうかは皆さんで判断して頂きたい。 そして、 ディマジオが56試合連続安打を達成した理由が他にあるのであれ ば教えて頂きたいと思っている。
読ませるなあ〜!おもしろすぎるなあ!やっぱりメジャーだね。野球ファン必読、超オススメです。(=^・^=)

