私、小野塚輝、新潟県出身、47歳。昭和39年生まれ。最近、自分自身に対して、ようやく気づいたことがある。
それはアタマが良くないことだ。(@_@) 仕事をしていてつくづく感じている。今、認めたくないことを認めなくてはならない。特に論理的な思考が出来ない。忘れっぱい。どこか抜けている。考え方が偏っている。不器用だ。ミドリムシのように単細胞で広角的に物事をとらえることが出来ないのだ。そう考えると今までの自分がよく理解できるのだ。
だからもっと学びたい。スキルアップしたい。もっと上に行きたい。先人たちから学びたい。大先輩から後輩からも学びたい。世の中には面白いこと、興味深いことが多すぎるのだ。
さて、昨日、紹介した明治大学教授の齋藤孝さん。この本のラストメッセージは若い人に向けてのものだが、自分に言っているような気がするのだ。このメッセージを心に刻んで行こうと思う。
学ぶエネルギーが発散されている人・場所に集いたまえ。
友に対しては、上に向かって飛ぶ。「向上心の矢」として接したまえ。
学び合い、新たな「気づき」が生まれる瞬間こそ、人生の祝祭と感じ、拍手と歓声で、その「祭り」を祝いたまえ・
自分を支えてくれる「技」を磨き、その技で他の人を幸福にすることを生きがいとしてくれたまえ。
「わからなさ」に出会った時、「関係ない」と切り捨てずに、踏みとどまって理解しようとしてほしい。
自分の価値にゆらぎを与えてくれる「自分とは異質の他社性の高いもの」こそ、自分を高めてくれるものとして大事に
してほしい。
日本の先人たちがどれほど学ぶことに燃え、それを楽しみにして生きたか。それを誇りとしてほしい
そして、つらい時、くじけそうな時は、「雨ニモマケズ」を全文つぶやき、宮沢賢治マインドを心の灯としてともしてほしい。
以上おせっかいなようだが。おせっかいなのが大人の仕事だ。思えば。本を出すこと自体、おせっかいなことだ。
私は覚悟をもって、おせっかいを焼き続けたい。
齋藤先生、ありがとうございます。自分はもっともっと学んでいきます。
なぜ日本人は学ばなくなったのか (講談社現代新書 1943)
- 作者: 齋藤孝
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