「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜『MBA式 無駄な仕事をしない技術』(斎藤広達)

MBA式「無駄な仕事」をしない技術

MBA式「無駄な仕事」をしない技術

毎日の仕事でバタバタとしている。いつも忙しい。「忙しい」って心が滅びるって書くんだなあ…by相田みつを…なんちゃって。(・。・)

さて、この本、「仕事は、午前2時間 午後2時間で終わらせる!」など。MBAの著者が実践してきた、できるビジネスマンになる技術を公開!そのエッセンスを紹介しよう。


【仕事4分割法】

まず、仕事を受ける前には、必ず目的と内容を明らかにする習慣をつけましょう。それができれば、無駄な仕事の大半はきっと排除できるはずです。そして「成長」をキーワードに4分割します。

1 自分を成長させてくれる可能性が高く、実績になりやすいもの
2 すぐに実績につながるものではないが、自分を成長させてくれる可能性が高いもの
3 実績にはつながりやすいが、自分を成長させてくれる可能性は低いもの
4 実績にはほとんどつながらず、自分を成長させてくれる可能性も低いもの。

パレートの法則

仕事の20%の部分が、全体の80%の成果を生む。一日の仕事量の80%は、20%の時間ですませている。


【収穫逓減の法則】

生産性低下に関する傾向のこと。シンプルにいえば、時間や資源をどんどんつぎ込んでいっても、ある一定量を超えると生産性は下がっていく。MBA出身者は、時間が使い方が上手だとよく言われるのは、この法則を初期に学ぶからです。要は、仕事の生産性が下がってきたら、ダラダラと同じ作業を続けないで、さっと切り替えて次のことに取りかかれ、ということ。同じ仕事を30分続けて煮詰まってくるようだったら、すでに脳の生産能力は限界点に達しています。


【遊び時間のうまい使い方】

スケジュールは30分単位で組むこと、つまり、少し余裕を持って時間を見ておくことがみそなのです。本来20分で終わる作業であれば30分確保しておく、といった具合に大雑把に入れるのです。少し早めに終わればその時間を隙間時間にあてて、「未来の仕事を先取り」します。人間は、なにも予定を立てないと、何事もなんとなくズルズルと先延ばししてしまうものです。だったら、事前に何でもスケジュールに入れておくという習慣を持つことで仕事のメリハリがつくのです。


【手脳思考法】

アイディアを書くことによって、そのアイディアが新しいアイディアに進化していくのです。「考える」→「書く」→「考える」→「書く」このプロセスの繰り返しで脳は活性化され、自分の考えがどんどん研ぎ澄まされていく。「書きながら考える」のです。


【3分間アナザーブレイン法】

事前に「他人の脳みそ」を使う時間を確保しておくこと。つまり相手のスケジュールを押さえておくということ。そして真摯に脳みそを使わせてもらうこと。


人として、ビジネスマンとして、決して捨ててはならないもの。それは人との結びつき、成長したいと思うギラギラした気持ち、そして生きる楽しさを与えてくれる夢。この3つです。逆の言い方をすると、この3つがなければ、どんなに無駄な仕事をしない技術をマスターしたとしても、絶対に成功することはできないのです。


そうだよね!ちょっと使ってみよう。( ..)φメモメモ