「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「ビジネス書の9割はゴーストライター」(吉田典史)

    

今年起きた事件で、ショッキングだったのが、佐村河内守ゴーストライター事件だよね〜!(゜o゜) 

以前、このブログで交響曲 第一番』の本は、大反響だったんだよねえ…。

さて、この本。「経験豊富な著者が、ゴーストライターの仕事の実態や収入、トラブルとその対処法などを豊富な実例から紹介し、出版ビジネスの「正体」に迫る」そのエッセンスを紹介しよう。


ビジネス書の多くは「ゴーストライター」が書いたものである。実は、雑誌やITの記事にもゴーストライターはいる。ただし、予算が少ない。そこで編集者がゴーストライターをする場合が目立つ。


ライターの氏名は、本に記載されない場合が少なくない。これでは、責任の所在があいまいになる。著作権がどこにあるかも、わからなくなる。


・ライターが書いた以上、当然、ライターにも著作権が発生している。それを「著者のものにする」場合、それを謳う契約書を交わす必要がある。しかし、大多数の出版社は著者とは契約書を交わすが、ゴーストライターとは交わさない。契約書の有無についてさえ、説明しようとしない


著者やライターの意識を高めるためにも、ゴーストライターの氏名を載せることが急務。奥付に「編集協力」「執筆」「ライティング」などと表記し、ライターの氏名を掲載することがあるが、それではまだ不十分である。著者と同じプロフィール欄に載せるなどして、きちんと扱うことを提案したい。


・印税の配分は、三者(著者、編集者、ライター)のコンセンサスで決めていくべきものだ。一刷の段階では、「著者5対ライター5」が望ましい

途中、友人の名前が載っていて、ビックリしました〜!なるほど〜こうなっていたのかー!オススメです。(・∀・)