「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜涙のラスト!…『おまえうまそうだな』(宮西達也)

おまえうまそうだな (絵本の時間)

おまえうまそうだな (絵本の時間)

このブログでは、大人が読める絵本を紹介しているよね。(^u^)
また、オススメの感動の一冊を紹介します。私はしらなかったんだけど、アニメ化や映画化もされたんだってね。シリーズ合計150万部突破したという名作絵本。


おなかをすかせた大きな恐竜が、あかちゃん恐竜を見つけてとびかかろうとすると…。お父さんにまちがえられた大きな恐竜と、あかちゃんの愛情の物語。キャッチコピーは「最初は、食べるつもりだったのに…」。 そのダイジェストを紹介しよう。(^v^)



むかし むかし おおむかし。ある はれた ひの こと。


やまが ドドド……と ふんかして、 じしんが グラグラグラ……そのとき、


アンキロサウルスの あかちゃんが うまれました。でも、こんなに


ひろーい ところに ひとりぼっちー。


あかちゃんは さみしくて しくしく なきました。


そして、なきながら とぼとぼ あるいて いると、


「ひひひひ……うまそうだな」 ティラノサウルスが そう いって、


よだれを たらたら ながしながら とびかかろうと した そのときです。


「おとうさーん!さみしかったよ。こわかったよ」 


「なんで、おれさまが お、おとうさんだって わかったんだ?」


「だって ぼくの なまえ、よんだでしょ」 「な、なまえ……?」


「ぼくの なまえ ウマソウなんでしょ」


と勘違いから始まり、二人の奇妙な疑似親子関係はつづくのだ…。


「ぼく、はやく おとうさんみたいに なりたい」


「お、おれみたい なりたい、か……」 こころが ずきん ずきんと いたむ…。


そして 二人の奇妙な生活が始まる。やがて別れが訪れる…。(T_T)


この別れのシーンの3ページは泣ける…。まるで映画のような…。こんな別れ方ってあり?(T_T) みんなに読んでほしいなあ。感動の一冊!オススメ。




映画 「おまえうまそうだな」 公式サイト
http://www.umasoudana.com/