「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜人を元気づける218の話…『ことばのご馳走』(金平敬之助)

このブログは私の個人のものだけど、ウチ(SA)の会社のブログにも書いています。読んでね。毎週火曜日が私の担当です。(^v^)


SAトレーナーブログ  小野塚:朝焼け
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[新装版]ことばのご馳走

[新装版]ことばのご馳走

著者の金平敬之助氏は、住友生命で支社長を務め、元スミセイリースの社長であり、名コラムニストでもある。そして私は勝手にハガキ道の大先輩でもある。ずっと、年賀状をやり取りさせていただいていたが、二年前にお亡くなりになった。一度もお会いできなかったことが悔やまれる。氏の代表作がこの本。久しぶりに再読しました。その名コラムをいくつか紹介しよう。



【味方の証明】


人間の人間に対するメッセージは、つまるところひとつしかないと言われる。「私はあなたの味方です」か「敵です」かである。では、「あなたの味方です」を証明する最良の方法は何か。それは、相手の話をよく聞くことです。


【あなたの綱の長さは?】


「人は、自分の持っている綱の長さしか、井戸の深さを測ることはできない」という格言がある。私たち、営業マンも、結局、自分の知っている商品しかセールスしていいないのではないか。


【待てど暮らせど……。】


東大教授の研究室に、中年の女性が生命保険を勧めに来た。最初のときは、保険は嫌い!と断った。二回目のときは、冷たくダメだと言った。三回目は、うるさそうな顔をして、ムダですよと、席を立った。四回目は、会議が始まるから、会わずに帰って貰った。そのくせ、教授は、内心では保険に入らなくては、と思っていた。何度も来てくれて申し訳ないと思っていた。今度来たとき、非礼を詫びて、ぜひ加入しようと心に決めていた。しかし、その後待てど暮らせど、その女性は、教授の前に二度と姿を現さなかった


【やればやるほど……。】


プロ・ゴルファーのゲーリー・プレーヤー「面白いことに、一生懸命やればやるほど、ますます幸運が訪れる」と言っている。営業活動と似ていると思った。


【紅茶のおいしい入れ方】


多くのイギリス人に、「おいしい紅茶の入れ方は?」と尋ねると、共通して、必ず出てくる答えは、「沸騰しているお湯を使うこと」だそうだ。多くの優績者に、「セールスのこつは?」と尋ねると、共通して、必ず出てくる答えは、「燃えていること」ではないだろうか。


【世の中で、一番偉大な発見】


世の中で、一番偉大な発見とは、「人間は、自分の心構えを変えれば、人生を変えることができる」と分かったことだそうである。


【最初のセールスマンが良ければ……。】


私は、今までに三十三代の自動車を買ったが、残念なことに三十三人の異なったセールスマンから買った」―これは、アメリカの有名な生命保険セールスマンだったフランク・ベドガの言葉である。「できれば、最初の一人から三十三台の自動車を買いたかった……」というわけだろう。


【娘の嫁ぎ先】


「娘を嫁に出すつもりで、商品を売れ」―これは、商売の神様、松下幸之助の言葉である。「そしたら、その商品が役立っているかどうか、ときどき、見に行きたくなるだろう」というわけである。アフターサービスの大切さを教えた名言だと思う。


ユダヤの格言より】


私たちが天国を訪れたとき、神様がまずお尋ねになることは「することができたのに、しなかったことは何か?学ぶことができたのに、学ばなかったことは何か?」ということである。


ホントに短いけど、ドキッとする文章ばかりだね。この本もおススメです。(^u^)


BOOK〜「肉ジャガがいい」は魔法の言葉です(金平敬之助)
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20070407