一日一冊一感動!小野塚テルの『感動の仕入れ!』日記

タイトルは、『一日一冊一感動!小野塚テルの感動の仕入れ!』日記。 毎日の読書、映画、グルメ、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。(ときどき「酒場のギター弾き」「B級グルメ」も紹介します)

BOOK〜世界の王さんの素顔…『人間・王貞治−89野球魂−』

人間・王貞治―89野球魂 (学研新書)

人間・王貞治―89野球魂 (学研新書)

私の尊敬する野球人の一人が昨年勇退した世界の王貞治氏。(^^♪ 親しみをこめて王さんと呼ばせてもらおう!ここでも何度か紹介しました。


BOOK〜『王貞治 背番号89のメッセージ』(永谷脩
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20090612

BOOK〜王貞治長島茂雄…『ONにも青春時代があった』(王編)

http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20090103

BOOK〜世界の王の素顔!…『王貞治 壮絶なる闘い』

http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20090405


数々の王さん関連の本の中で、この本はかなりプライベートな素顔に触れているね。世界の王の素顔とは?そのツボを紹介しよう。


・「背番号に特別なこだわりはなかった。どうしようか、と思ったときに「89」なら野球と読めて語呂がいいかな、と。そんな感じだったと思う。俺には野球しかないし、野球を通じてすべてを考えるところがあるから。背番号にあやかって89歳まで長生きするか、なんて話もしたかなあ」


・「当時は基本的にものがない時代。ここで打ったらうまいものが食えるぞ、ビフテキが食えるぞ、なんてね。そんなことをよく考えていたなあ。女の子にもてたい、最初はそんな感じだった。でも、いずれそういうものではなくなってくる。野球への飽くなき探究心、技術に対してのハングリーさとでもいうのかな。俺にもある時期からは、あのホームランの快感を1本でも多く味わいたい、という一心で練習に打ち込むようになった」


・現役時代はあまりサインが出なかった送りバントを計12個成功させ、失敗はわずか1度だけ。盗塁は22シーズンで84個。俊足でなくても走塁の意識は高かった。本盗5個の意外な記録も残している。「ホームスチール?そういえば捕手のミットを蹴っ飛ばしてセーフになったっことがあったね。一、三塁からの重盗がほとんどだろう」という声はかなり得意げな響きだった。


・巨人での現役時代に1度、酒に酔ってクリスマスの時期、仮装パーティーで手に入れたサンタクロースのマスクをかぶって銀座を闊歩してみたという。「本当に誰ひとり、俺のことを王貞治だと気付かないんだ。あんなに楽しく街を歩いたことはなかったし、すごく気が楽だった」


「福岡では、巨人の王、世界の王と肩ひじを張ることなくざっくばらんにやれた。地を出しやすかった」


・プライベートな食事では王は雑然とした店を好む。着飾った雰囲気は大の苦手。「メシなんてものはざわざわしたところでガーッと一気に食わないとうまくない。第一、かしこまっていたら本音の話もできないだろう」とサンダル履きでなじみの店に出かけ、ごく自然に一般客の間に入り込んでいく。長嶋が真夏でもジャケットを手放さずセレブが集う個室尽きの高級店を好むのとは対照的だ。この点は王が言うように世間のイメージとは逆。意外な場所でざっくばらんな王の素顔に触れて目を丸くする人は少なくない。


・「うまい店ならどんなところにも飛び込める性格だからね。その代わり、1度行って次に行かないこと全然気にしない。かしこまった店はダメ。オープンキッチンでカウンター越しに料理人が見せて話せるようなところがいい」


・基本的にコース料理や会席料理は苦手。たまに接待などがあると「食った気がしない」と帰りにラーメン店に向かうことも少なくなかった。実際、地元の人でも知らないような穴場店をよく知っている。


「食事中でもファンが求めたらサインや写真撮影に応じるように。我々は24時間365日プロなんだ。どうしても気分が乗らない日は個室で食事をしなさい」(4番に指名した小久保に)


・「野球を離れて映画でも観たり、仲間と酒を飲んでパーッと騒いだり、そうやって気分転換を図る方法はある。だがそれでは根本的な解決にはならない。結局は練習に練習を重ねて克服するしか他に手はないんだ


・王は自身が持つ多くの記録に対して驚くほど無頓着だ。「過去にとらわれたくない性分だから」自宅には表彰トロフィーや盾、賞状、記念ボールなど一切飾らない。通算868本の本塁打の世界レコードについても「誰も本当の世界記録だとは思っていないよ。自分では日本記録だと解釈している。米国とは相手投手も球場の広さも違うわけだから。日本球界にもたくさん本塁打を打ったヤツがいる、ということでいいんだ」


・「私の父は中国本土で生まれた。母は日本人です。私の国籍は日本ではないが、日本生まれ、日本の教育を受け、日本で野球を覚えた。気持ちの上では日本人。(WBC代表監督は)自然なこととして受け止めている。日の丸のために頑張るつもりです」


「思い切って秋山カラーを出してくれればいい。最初は右に行ったり左に行ったりするだろうが、その幅が木の幹を太くする。朝令暮改でいいんだから。俺自身もそう信じてやってきた。どんどん前向きに、やりすぎというくらい自分の思いをぶつけてほしい」(ホークス秋山新監督に)


・「野球には二度と同じ戦いというものがない。だからこそ心をときめかせていられたんだと思う」


・「人生は巨大迷路のようなもの。天井から見ればよく分かるけれど、生きているうちは迷ってはね返されてばかり。だからおもしろい。病気をして以降、俺の残りの人生はオマケだと思っている。好き勝手にやらせてもらうよ。大好きな野球に恩返しをしながらね」


王さんは、球界の宝、いや日本の宝、世界の宝!いつまでも元気で長生きして欲しいなあ!(^_-)-☆