「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜ワゴン販売日本一!…『新幹線ガール』(徳渕真利子)

新幹線ガール

新幹線ガール

著者の徳渕さんは『新幹線パーサー』として東海道新幹線のワゴン販売を始め、全社員パーサー300人の平均売り上げのなんと3倍の売り上げで№1に輝き、朝日新聞天声人語にも紹介されたことのある女性だ。新幹線は毎月数回お世話になっているが徳渕さんらしき人には会えてないな〜。会いたいなあ!


朝起きてすることは、顔の運動。顔の筋肉が固まったままでは笑顔を作ることが出来ないからだそうだ。ハア〜!( ..)φメモメモ「目が優しいこと」「口角が上がっていること」「心がこもっていること」「健康であること」の4つが新幹線パーサーの笑顔の条件!プロだね〜。(^^♪
帰宅が20時を過ぎると夕食は食べない。遅い時間に食べると胃にもたれて万全の体調で乗務できなくなるからだとか。そして一日4万歩も歩き、立ちっぱなしなので、寝る前には必ずすることは足のマッサージだそうだ。プロだね〜!(^^♪


ワゴン販売で一番の人気商品は?なんだと思います?それは…コーヒー!この手順だけで6ページものマニュアルがある。ゆれる車内で豆から淹れている自慢の商品なのだとか。そしていかに多くコーヒーをご注文いただくか。それにもツボとコツがある…。それは…読んでね。
そして酒のおつまみの定番は、「ちくわ」「ミックスナッツ」「さきいか」「柿の種」納得!


・彼女は、アルバイトからスタートしたのだが、その募集のキャッチコピーが面白い!私は、単なる売り子さんだと思っていたのだが、志があるんだね!


『ワゴンサービスを楽しみにされているお客様が大勢います』

『旅行、通勤、初めて乗るお客様、家族連れ、友達同士、いろんな目的があって乗車される、幅広い年齢層のお客様との出会いが嬉しい仕事です。』
『ワゴンサービスは、先輩や同僚とのチーム作業です。みんなが協力して、チームワークを活かしながら行う仕事です。限られた時間の中でお客様に満足していただける接客が出来れば、達成感があります。』


・いくら売り上げても固定給なので収入は変わらないのだが、『徳渕さんには、お客様がビール一つ買おうと思って呼び止めたときに、もう一つついでに買おうかなと思わせる何かをもっているの』
と先輩から言われるとのこと。表紙や中の写真を見てもよく分かる。笑顔が素敵で、明るく健康的で、仕事を楽しんでいるオーラが漂っている。(^^♪


彼女はなぜトップになれたのか?それは、新幹線が大好き!だとのこと。そして接客業も大好き!そしていつもお客様の立場になって物事を考えることの出来るパーサーでいたいと思っているその積み重ねでなないだろうか。『お弁当いかがですか。お茶はいかがですか。』とは決して言わないのだとか。『お弁当でございます。お飲み物をお持ちいたしました。』と事実の実を伝え、押し付けがましい言い方にならないように気をつけているんだとか。へえ〜!)^o^(


きっと彼女の存在で、新幹線パーサーの社会的認知が上がり、この仕事をやっていみたいという人が増えていくのだろう!(^^♪