一日一冊一感動!小野塚テルの『感動の仕入れ!』日記

タイトルは、『一日一冊一感動!小野塚テルの感動の仕入れ!』日記。 毎日の読書、映画、グルメ、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。(ときどき「酒場のギター弾き」「B級グルメ」も紹介します)

「聞き上手 話し上手」(佐藤可士和)

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聞き上手 話し上手 38の可士和談議


ユニクロ楽天グループのグローバルブランド戦略など幅広い活動を続ける佐藤可士和氏。


雑誌の対談連載「可士和談議」で佐藤氏が「本当に会いたい人」たちにインタビュー。コレがオモシロい!その中の3人を紹介しよう。


坂本龍一


そもそも音楽家になるとか、サラリーマンになるとか、何かの職業人になるということが子どもの頃から想像できませんでした。確か小学校2、3年生のときに「将来は何になりたいですか?」という質問があって、みんなは総理大臣とかお医者さんとかパイロットとか書いているのに、僕は「ない」って書いたぐらいですから。


でも中学生のときはヒモになりたいと思っていました(笑)テレビドラマで見たのか、何もせずにぶらぶら遊んでいる生き方がうらやましくてね。もちろん、ヒモはヒモなりに大変なんでしょうけど、とにかく働きたくないなと思っていました。音楽は好きだし、おそらく一生付き合っていくものだと理解はしていても、それを職業にするという感覚はなかったですね。


結局、何かの職業人になるとか、会社とか組織に入るということは選択肢を狭めることじゃないですか。でも、僕は選択肢を狭めることが本能的に嫌だった「常に何かでありたい」「可能性は最大限に広げていきたい」という気持ちは昔から強かったですね。藝大に入ったあとも「小説を書こうかな」「映画も撮ろうかな」「数学もやったら新しい理論を発見できるかもしれないな」とか、そんなことを普通に考えていましたよ。単に夢見るお坊ちゃんだったんですね。(笑)


松任谷正隆


曲作りは、1週間くらいですね。最初の半日でほとんどできるんです。それを反芻し、やり直したりする時間が長い。最後はあきらめです。ここから先は成長しないっていうところでスパッと切る。過去の作品は聴かないですよ。過去の作品なんてはっきり言ってアホみたいに聞こえる。作品は常に「今」という時間にさらされているじゃないですか。最初の質感も時が変われば違うものになる。つくったときのそれとは違うものに見えてくる。僕はすごく飽きっぽいんです。



太田光


正直、昔はテレビより映画や小説が好きでしたが、今はテレビよりが大好きなんですよ。「最近のテレビはつまらない」という人もいるけど、言われれば言われるほど「いや、テレビほどすごいものはない」って言い返したくなる。だってあれだけコストをかけたセットがあって、最先端のカメラとか技術があって、面白いスタッフだってたくさんいる。そうやって作ったものを延々とタダで垂れ流しているんですから。


政治家になるなんてありえないです。なぜかというと、俺が政治家を尊敬していないから。面白みのない仕事だと思うし、影響力なんてあるのかよって。だってさ、俺は今、政治家よりすごいことやってんのにって。「堕ちねえよ、そこに!」って(笑)



その他、秋元康猪瀬直樹林真理子松任谷由実三木谷浩史大前研一竹田恒泰安藤優子竹中平蔵竹中直人、松田公太、谷川俊太郎など。


思わぬ本音が聞けるなんていいね。オススメです。(╹◡╹)


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聞き上手 話し上手 38の可士和談議