「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜『航空雑学図鑑 乗って驚く!!空のギモン98』

航空雑学図鑑 乗って驚く!! 空のギモン98 (講談社+α文庫)

航空雑学図鑑 乗って驚く!! 空のギモン98 (講談社+α文庫)

このブログは私の個人のものだけど、ウチ(SA)の会社のブログにも書いています。読んでね。

毎週火曜日が私の担当です。(^J^)


SAトレーナーブログ  小野塚:我が家の美人三姉妹!?
http://blog.livedoor.jp/samaster/archives/51711237.html



毎月のように飛行機に乗って、全国に出張に行っているけど、飛行機っていつも乗るたびにワクワクするよね。(^u^) なんであんな大きな機体が飛んでいくんだろうね…。(^v^)

さて、この本は前代未聞!飛行機のあのヒミツを一挙公開!機長や航空整備士が明かす、飛行機の意外な豆知識!舞台裏の撮りおろし写真は、これを逃せば二度と見れないかも!?読めばもっと飛行機に乗りたくなる!!そのエッセンスを紹介しよう。



夜間の離着陸時に、機内を暗くするのはなぜ?

〜電力を確保するためではない。「人間の目」に理由がある。夜間のフライトで旅客機にトラブルが生じ、緊急脱出をしなくてはならないといった場合のために、あらかじめ機内を暗くし、周囲の暗さに目を慣らしておくのである。ちなみにパイロットがいるコックピットでは、飛行中も夜間は常に暗い状態にしているのだ。


「ドアモード」って何?

〜「客室乗務員はドアモードをディスアームド・ポジションに変更してください」これは、緊急脱出用の装置を解除するもの。ドアを開ける前に、滑り台が出る「アームド・ポジション」から、脱出装置が解除された状態の「ディスアームド・ポジション」に変更しているのだ。これはドア1枚ずつ、客室乗務員が手作業で行っている。


パイロットは作業を忘れたりしないのか?

〜どんなに訓練を積み重ねて完璧であったとしても、パイロットはコックピットに座るごとに、基本から何度でも確認作業を繰り返すことで、より確実な運航を心掛けている。そうした際、パイロットが用いているのは、実はハイテクとは正反対、昔ながらの紙に書かれた「チェックリスト」である。


旅客機が動きだす時刻=出発時刻

〜JALグループでは、旅客機が動き始めた時刻のことを指している。


旅客機が高度1万メートルの上空を飛ぶのはなぜか?

〜旅客機は、吸い込んだ空気をエンジンの中で圧縮・燃焼・爆発させることによって、推進力を生み出し、前に進んでいる。つまり、高度があがりすぎると、空気の濃度が薄くなりすぎてしまい、圧縮しても、燃焼しにくくなり、1万メートルを超えて高度が上がれば上がるほど、今度は、旅客機はだんだんと前に進まなくなってしまう。このように、期待への空気抵抗とエンジンの推進力の兼ね合いを考えた時に、両方の効率がもっともよくなる高度が、1万メートルなのだ。


雲がある日とない日、どっちが操縦しやすいのか?

パイロットの世界では「青空は怖い、油断するな!」というのが格言となっている。なぜなら「雲が少ないから」である。パイロットにとって雲は、大気がどんな状態か、揺れるかどうかの情報を得るための大切な手がかりになる。もちろん地上で天気図を解析し、他機の情報も集めて予想はしているが、さらに雲の種類や形状などから、どこに上昇気流や下降気流がるのか、風の急激な変化ははいかなど目で確認し、揺れを予想しているのだ。快晴の場合、情報源となる雲が少ないため、普段以上に気を使わなければならなくなるのだ。



その他、パイロットが持つ荷物には何が入っているの?」「パイロットは英語がペラペラなのか?」「自動操縦とは?」「旅客機の便名にはルールがあるの?」「パイロットの眼は本当にいいの?」…など。この本を小さい頃に読んでいたらパイロットを目指していたかも。おススメ!( ..)φメモメモ