「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「元韓国空軍大佐が語る 日本は奇跡の国 反日は恥」(崔三然)

この本は、いいなあ。響いたなあ。こんな本、出しちゃっていいのかなー!韓国でモンダイになっていないかな!?
 
日本よ、目覚めよ。韓国よ、歴史を直視せよ。大東亜戦争を日本軍人として、朝鮮戦争を韓国軍人として戦った祖国韓国を愛し、日本を愛してやまなかった「韓国のサムライ」の日韓両国民への最後の警鐘」そのエッセンスを紹介しよう。
 
日本の統治時代に生を享け、十七歳で終戦を迎えた者としてまた、終戦までの二年間を、日本の少年飛行兵として戦った生き証人として歴史認識の一端を披瀝する機会を得たこと、私にとって望外の栄誉である。現在の朝鮮半島の現状を把握することは、一世紀前の朝鮮半島の実態を議論の余地なく再投影できる最善の方法であると私は信ずる。
 
・日本は日清、日露戦争朝鮮半島と大陸に進出した。しかし、西洋列強の帝国主義と、いわゆる日本の帝国主義とは全く違う。西洋はただただ帝国主義の拡張で富を増やし、植民地を経営する目的で、一時期地球表面積の八十四パーセントを植民地化した。日本の場合は、安全保障が第一義の動機だった。生存のため、自衛のためだった
 
結果的には日本は戦争には負けたけれども、今振り返ってみれば、誰が勝者だったのだろうか。私は、アメリカは敗者であるとの認識であるアメリカはそれからも失敗の連続であり、これからもまだ失敗する可能性のある素因をたくさん抱えている。とにかく、あの時代の日本の努力と犠牲がなければ今の東洋はあり得ない。そうでなければ、今の朝鮮半島満州も存在しなかったはずである。おそらく、解放された東南アジアの諸国も、ことごとくが西洋列強の植民地の生活を余儀なくされている状況ではなかったかと思う。
 
従軍慰安婦問題、南京事件靖国問題、教科書問題など、日本を悪者にしようとするいろいろな問題があるけれども、私はことごとくが謀略だと考えているというのはそれまで全く問題にされていなかったにもかかわらず、八〇年代になって突然騒ぎ出したからである。
 
日本という国は「おとぎの国」である。これは、私が肌で感じた実感である。日本に来て何が一番うらやましいかと聞かれたら、私はまず“バス”であると答える、日本のバスは、定刻にきちっと到着して、乗りやすいようにバスのステップを密着させてくれる。車体は驚くほどきれいに手入れされており、いつ見ても内外がピカピカである。エンジンの音も快調、ディーゼルエンジンにしては驚くほどの静かさであり、整備が最高の状態に維持されていることがわかる。車内の設計、座席配置等においても安楽度、利便性、安全性が極度に考慮され、どことなく人間工学が緻密に作用している感じがする。更にノンステップバスは、高級乗用車以上のクッションを採用しているのだろうか。ステップに足を乗せると振動等の不快感がほとんどない。もちろん運転手の安全運転と乗客に対する親切な態度はこれまた群、非の打ち所がない。
 
・ときどき車椅子の障碍者がバスに乗り降りする場面を目にする。運転手がいち早く駆けつけて、非常に丁寧に車椅子を運ぶ。その動作の速さ、親切さ、丁寧さ、それに加えて意欲。これは大したものだと思う。次に指摘したいのは乗客のマナーバス、電車、地下鉄で乗客の整然たる一等市民ぶりには降参するしかない。世界で、日本以外のどこに公共交通機関で乳母車が安全に利用できる国があるだろうか?この事実だけでも私は、日本は桃源郷つまりはシャングリラだと思う。
 
人間インフラとは何か?それは、教育、社会の道徳、倫理、そして民度、国民の水準である。この人間インフラこそ、日本が他の追従を許さない強みだと私は強調したいのである。この日本の独特な人間インフラとしての卓越性は、何処から来るのか?それはやはり歴史であり、伝統であり、文化であり、日本の有機地政学環境の賜物ではないだろうか?日本の皆様はこれを誇りにし、そして大切に継承して行くことに努力すべきだと思うのである。驚きはまだ続く。
 
東京での自家用車の95パーセントは毎日のように動いていないとがわかり、もう一度驚いたのである。ソウルではあべこべに95パーがフルに動いており、交通地獄そのものである、4人乗りの自転車が大通りを走れるその日本の安全なインフラ、それを維持し、守る国民の高い意識の水準、これはもう日本でしかあり得ないこれは奇跡的な現象だと私は褒め称えたい。
 
沖縄から東京までの荷物をたった一日で届けることが可能な国が、他に世界のどこにあるだろうか。
 
日本の鉄道は全国市町村の大部分を網羅する鉄道網の緻密さだけでなく、車両の管理、線路の保全、運行の効率、駅舎の便利性、安全快適な各種のインフラサービスなど、どこをとっても断然世界一である。そしてその運行、安全度において、また利便性においても他の追従を許さないものがある。日本の鉄道の発着時刻は、何処へ行っても分単位はおろか秒単位の正確さである。あらゆる部分がそうであるが、鉄道一つとってみても完璧な運行を保証するには、技術力、工業力、そして管理能力、職人気質など諸々の要素が統合する一つの作品であることが必要であり、決して単純なものではないのである。
 
このような精神文明の開花は、一朝一夕に成し遂げられるものでは絶対あり得ない。悠久の歴史と伝統があってこそ築くことのできる、民族としての偉業なのである。
 
 
その他、「日本の埃の少なさ」「日本の人間力は世界一」「日本の何が一等国にさせているのか」「日本軍は韓国人を強制連行のウソ」「日本人自らの自虐史観からの脱却」「人間のインフラ」など。

 

いい本だな。日本人は目覚めないといけないなー!♪ 他国の人からこう言われると目が開かれるよね。超オススメです。(^^)