「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「仕事の辞め方」(鈴木おさむ)

新型コロナウィルスが蔓延する頃から、自分のシゴトについて考える機会がたくさんあった。ワタシが新卒のときの昭和62年当時入った建設資材の会社は、定年が55歳だった。もう5歳も過ぎてしまった。自分がシゴトを引退するときは、いつになるのだろうか!?

 

さてこの本。「マンネリを捨てることで、人生を取り戻す32年間やった放送作家を辞めます。ワクワクしない仕事をダラダラ続けるほど、人生は長くない!「仕事を辞める」と想像することで、働く意味、人生の目的、幸せのカタチが見えてくる」そのエッセンスを紹介しよう。

 
来年2024年3月31日で32年やってきた放送作家稼業を辞めことにしました。脚本家も辞めます。なぜ辞めるのか僕は19歳でこの世界に入りました。振り返ってみると、とても振り切って人生を生きてきたなと思っています。でも、ある時、自分の人生を俯瞰で見た時に、40代後半から、おもしろく生きられてないな、と思ってしまいました。ここ数年、作り手の前に人として、振り切って生きられていないなという思いがずっとあり。もう一つ、SMAPが解散してから、自分の中で120%の力が入りにくくなってしまったというのもあります。常に入っていた120%の力が入らない時も出てきてしまった。
 
・辞めた後がうまくいってる人といってない人では、辞める時の辞め方」とそこまでの過程が、かなり違っている気がしてきました。なので、僕も仕事を辞めるということをこの本で整理しながら、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
 
近藤麻理恵さんの『人生がときめく片付けの魔法』ときめくかどうか」僕の言葉で解釈するとワクワクするかどうか」でした。すると、洋服がどんどん減っていきました。肩の荷が下りたような気がしました。家の洋服だけでなく、ときめくかどうかは自分の仕事にこそ生きる考えだと思うんです。
 
・自分の人生を俯瞰で見ると、この人の人生、生き方はおもしろいか?」「おもしろくないか?」がわかってきます。
 
・成功しているように見える人って、自分で大きく舵を切ってることが多い。つまりは自分の人生って、自分で思い切り舵を切らないと大きく方向を変えないことが多いんです。
 
・今の仕事を辞めてプラスのこと。人間関係をリセットすることが出来るこれはとても大きなことだ思うのです。
 
・自分は老害の被害者だと思っていたけど、加害者側に立っていたんだと。

宮城野親方(元横綱白鵬)は、ずっと相撲のことばかりを考えている。「考えよう」と思っているのではなく、そういう人なんです。イチローさんと話していてもそれを感じました。天才とは、自分の仕事としていることとプライベートの「オンとオフ」がない人なのかなと思っています。明石家さんまさんや木村拓哉さんなんかもそう思います。
 
「努力を努力と思わずに頑張れることは才能」ですが、その「才能」がない人が多い。それは決して人に求めてはならないことなのだと。
 
。誰かが抜けても、そういう人に打順は回っていくんです。そして誰かが大きく打つんです。代わりはいるんです。
 
・「嬉しかったこと」は沢山あります。想像以上のものを作れたり、あとは何より、そこに結果がついてきたり「やり甲斐があったこと」「感動したこと」も沢山あります。ですが「楽しかった」と思ったことは一度もなかったなと気づきました。常に「緊張していた」のだと思います。
 
マツコ・デラックスが売れた理由」「縁が円になる」は、オモシロイねえ。
 
「オモシロイか、オモシロくないか」!?の判断ってワタシと同じだなあ。めっちゃ参考になるなー!オススメです。(^^)
 
街録ch〜あなたの人生、教えて下さい〜