「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「しょぼい起業で生きていく」(えらいてんちょう)

いいなあ、このタイトル!「しょぼい」歌を歌っているワタシにはピッタリだー!♪(笑い)(・∀・)
 
「もう、嫌な仕事をするのはやめませんか。会社辞めたい人、会社に入れなかった人、起業したけど失敗した人、アルバイトが続かない人……。みんな、大丈夫です」そのエッセンスを紹介しよう。
 
 
どうも、えらいてんちょうです。1990年生まれの27歳で、妻と息子と暮らしています。一度も企業で働いた経験はありませんが、それなりに満足した生活を送っています。大学在学中に就職活動なんてやってられない」「そもそも毎朝、決まった時間に起きてスーツ着て満員電車に乗って会社に通うのが無理」という理由で、きわめてあいまいに起業しました。
 
 
2015年に、初期費用50万円ほどえ、最初のリアル店舗であるリサイクルショップをオープンさせたあと「イベントバー」というシステムの、ちょっと変わったバーをオープンさせました。えらいてんちょう」は「私はえらいんだ」と言いたくてそう名乗ったのです。会社はなんとなく業務を拡大しています。
 
「起業ってお金かかるよね?そもそも初期投資の資金もないし、運転コストもかかるし、やっていけるわけがないよ。失敗したら借金まみれになる」→ いいえ、やれます。そういう人にこそ、私が提唱する「しょぼい起業」を進めます。謎会社は、設立7年、店舗は、あるものは売却、あるものは全国展開して、その会長的な立場に就きました。いまはコンサルタントや投資などで生計を立てております。多少のコツさえつかめば、わりとふつうにできます難しくもないし、ギャンブルでもありません。やっていきましょう。
 
私の感覚においてはとりあえず妻と子どもと私が食べていければ成ですので、まぎれもなく成功者です。
 
・私のいちばん言いたいことは、あなたはつらいことをやる必要はない」「嫌なことから逃げろ」ということです。それが最高の手段です。
 
図書館は、1日1冊読んで、1年つぶせます無料なんですよね。1年つぶせる趣味が、初期投資も会費もいらない。しかもあるジャンルで300冊読めばそれなりの論者になれる。これが「文化」というものです。
 
「いつもやっている行為をお金に換える」という発想はしょぼい起業」の基本的な考え方のひとつ。「生活の資本化」(コストの資本化)と呼びます。
 
農家でも飲食店でも、自分で食べるぶんを自分で作ればいいのです。月収いくらだろうが「食える」ことは間違いないわけです。
 
・ガレージに置いてあるハイエースを、使っていない時間、有料で貸し出す。このすでに持っているものを使ってお金を稼ぐ」というのは生活の資本」の発展形で、「しょぼい起業」のもうひとつの柱となる考え方です。
 
・お金をかけないと思えばそんなにかからないものです。店も同じ。豊島区のはずれには家賃8万円の店舗物件がたくさんあります。引っ越しのつもりで開業してしまいましょう。
 
 
・いったん開店したら、意地でも毎日開け続けなければいけません。しかも、毎日同じ時間に開け、同じ時間に閉めるのが基本です。店こそがオープンスペースでなければならないからです。売れようが売れまいが、とりあえず店を開けておくと、ときどき「ひとりでタンス運べないから手伝ってほしい」とか「草むしってくれ」とかよくわからない依頼が入ってお金をもらえたりもらえなかったりする。食料をもらうなどのイベントが起こったりもします。これらのイベントはあとあと役に立ちます店に「誰かが来る」ということは非常に大事です。
 
「しょぼい起業」においては、綿密な事業計画なんて必要ありません。どうせ事業計画どおりにはいかないからです。
 
「お金を持ち逃げしない、好ましい人で、おもしろいことをやっている人」に人は投資をします。「おもしろいことを考える」ではないのがポイントです。
 
・私のしょぼい会社も、オイルマネーで大儲け計画→出版社下請け→不動産投資→リサイクルショップ・バー・塾・語学教室経営とめちゃくちゃな変遷をしておりますが、すべて流れに身を任せた必然的結果でした。とにかくやっちゃいましょう。
 
・私はバーを経営していますが、お客さんはバーに酒を飲みに来るわけではない、と思っています。バーは空間であり、人が出入りする場所で、みんな人に会いに来るのです。なぜ地方にはスナックが多いのか・そこに行けばいつものママといつものお姉さんたちがいるからです
 
・いちばん望ましい広告は「口コミ」なんですよね。ゴミではないが、値段をつけても誰も買わない」ものを、無料で人にあげてしまう、という手があります。「無料コーナー」を作って置いておくと、どからともなく人がやって来て、すぐ持って行きます。タダのものをもらいに、わざわざ店舗まで足を運んで来てもらう、そのことが大切なのです。
 
中途半端な人が中途半端なまま生きていく場所を作りたいまさに「しょぼい喫茶店です。周りに人が増えるだけで、なんとなく元気になること、そして、必要なときに必要な人に必要なお金を回すことで、やりたいことがやれる、死ななくてよかったと思う人が増えるということは、しょぼい喫茶店でやりたいと思っていることそのものです。
 

これで勇気づけられる人、いっぱいいるよね!オススメです。(・∀・)