「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「まかせる力」(高田明 新将命)

ここ数十年は「◯◯力」とか「◯◯する力」ってタイトルが多いよね〜!この本は「まかせる力」だよー!しかも著者は、ジャパネットたかた高田明さん!♪ そういえば高田社長がいなくなっても会社は成長しているよね!♪

 

「ジャパネットはなぜ、社長交代後も高成長が続くのか?ジャパネット創業者であり、V・ファーレン長崎再建、J1昇格でいま注目の髙田明氏が「経営のメンター」であった“伝説の外資トップ”新将命氏とともに語るヒト・モノ・コトをつなげ「次」にまかせる真髄!」そのエッセンスを紹介しよう。

 
成長の最大の要因は「まかせられた」ことではないかと感じるのです。ナショナルブランドや本当に価値のある商品をつい売る大小のメーカーさんや関連業者さん。そうしたモノ作りや流通のプロたちが、当時は海の物とも山の物ともわからなかった私たちを信頼してくださったのか、「よし、なら『まかせて』やろう」と決断してくれたと思います。
 
・私たちは私たちで、彼らから「まかせて」もらえるために、商品を手に取って触れ、魅力を聞き取り、実際に試すことを続けてきた。そして「素晴らしい」商品だけをお客さんに届けることをしてきました。心の底からメーカーに「まかせた」と言ってもらうためには、売り手としての自分たちが「最初のお客さん」として、その商品を愛しているということを先方に理解してもらう必要があります
 
・ビデオカメラは、おしなべて「お子さんの成長記録を残す」ことを謳っていた中、私たちは「運動会ではお子さんだけでなく、家族全員を映してあげましょう」ジャパネットたかたでは、徹底してこうしたフレーズとセットでビデオカメラの販売を続けてきました。お子さんが成長した時、自分の昔の姿が映像に記録されているのは嬉しいことでしょう。それ以上に、自分の父母の若い頃の姿や、既に他界してしまったかもしれないおじいいさん、おばあさんの生き生きとた表情が映像に刻まれていることではないでしょうか。
 
・家電やハイテク製品は、機能や利便性だけを売るものではなく、それを使った人たちが豊かな気持ちになり、幸せを実感できる。そうした商品が、本当に素晴らしい商品で私たちが扱っていた商材なのです。私たちとメーカーは、そのストーリーを売っているのです。すべての始まりは、バイヤーをはじめとするジャパネットたかたのスタッフによる商品です。

 

いいなあ!「Dr.Fry」の家庭用が出たら、まずはスタッフに使ってもらって大ヒット商品にしたいなあ。オススメです!(・∀・)