「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「瓢箪から人生」(夏井いつき)

妻が大好きで、ついつい見てしまっている、大人気番組プレバト!!』。これって、プレゼンバトルの略なの!?(・。・)

 

番組でお馴染みの俳人夏井いつきさんが綴った、愉快痛快にして心に沁みる傑作エッセイ集が誕生!俳聖バショーさまは、人生を旅になぞらえたが、旅とはさまざまな人と出会い、さまざまな出来事に遭遇することでもある。我が人生において、がっぷり四つで強い影響を与えてくれた人、袖振り合っただけの人から教えられたこと等を書き留めてみるのも、還暦を過ぎ、いよいよ高齢者として歩む人生の道標となるやもしれぬ。そんなこんなの人生の徒然を記してみようと思う」そのエッセンスを紹介しよう。

 
・おやすみは猫の骨つぼすきま風
 
風光る新居で探すコンセント
 
・いもくえばパンツちぎれるへのちから
 
・犬つれて走れば二つの白い息
 
・六月を綺麗な吹くことよ(正岡子規
 
・袖振り合うも◯◯の縁
 
「多少」の縁=袖が触ったと因縁をつけられ、ゆるられることがあるので気をつけよう。そうきたか……。
 
・風花やトリケラトプスのくつでいく(こうき三歳)
 
秋天や小さな国でなくなった(五、六歳の女の子)
 
・向日葵の種山づみの保育室
 
「才能ナシ」の句たちが、なぜ読み手に伝わないのか、なぜずっと「凡人」の句を作り続けてしまうのかそれらの要因が少しずつ解明できるようになってきた。さらに「才能ナシ」に分類される句にも色んなパターンがあることが分かった。例えば「カッコイイ言葉を使っていい気になっているタイプ」「内容を詰め込み過ぎて破綻したタイプ」「日本語として成立してないタイプ」とかね。
 
・俳句は百年後も、富士山のように高くて美しい山であって欲しい。富士山が美しいのは、広くて豊かな裾野があるからだ。今、私にできるのは、視野を広げるための「俳句の種蒔き運動」である。裾野が広がっていけば、自ずと、俳句の山は高くなっていく。
 
 
・北風やいのちがつぶれちゃうじゃないか(けんと)
 
・アルファベットのKが一番寒いと思ふ
 
・「失敗はデータや」
 
 
 
「575でカガク」

 

しばらく五行歌作っていないなあ。創作意欲が湧きました!オススメです!顔