「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「絶望手帖」(発案=家入一真 編集=絶望名言委員会)

絶望手帖

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福岡に「福岡県民手帳」というのがあるとは知らなかった!沖縄にも「沖縄手帳」があるもんね。あれっ!?横浜には「横浜手帳」ってないもんね!?(・∀・)

 

さてこの本は、「絶望手帖」だよー!♪

「ポジディブ啓発書に傷ついてきた人たちへ ———今を生き抜くための最終兵器的一冊。ニーチェからニートまで。引きこもりから起業、当時最年少で上場を果たした起業家・家入一真。本書は、彼のアイデアに共感した編集チームが、古今東西の「絶望」の言葉を集めた名言集。偉人、有名人、一般人の「絶望名言」を219点掲載!」そのエッセンスを紹介しよう。


僕はよく「死にたい」と言います。これは「生きたい」と同義語です。希望も絶望も、単純に分けられるものではありません。ときには弱音を吐いたっていい。自分のなかにわき上がるコンプレックスや疎外感、怒り、逃げ出したい衝動……そうした負の感情から目をそらし、ふたをしてしまうのではなく、そんな自分の自分だと受け入れ、どうか丸ごと愛してください。僕は、ドロドロしたものを持っている人にこそ、魅力を感じます。


・友情とは、小さな親切をしてやり、お返しに大きな親切を受け取ろうとして結ぶ契約である。(モンテスキュー・哲学者)

 

誰にでも苦手な人はいるものです。妻と2人暮らしのわたしにも、家に苦手な相手が1人います。職場には100人ほどいます。(土屋賢二・哲学者)

 

・もしも犬が言葉を話せたら、われわれ人間同士と同様、犬とも付き合いにくくなるだろう。(カレル・チャペック・作家)

 

・「話し合って決める」というのは、お花畑的幻想です。「話し合えば、相手も自分の意見と同じになるはず」などと思うのは、傲慢です。(ちきりん・ブロガー)

 

・50回失敗しても51回目に成功するかもしれない、100社落とされても101社目に採用されるかもしれない。このような体験談及び励まし、通称・腐れチャレンジに関する一切を法律で禁止して欲しい。(勝山実・ひきこもり名人)

 

・もうけつしてさびしくはない なんべんさびしくないと云つたとこで またさびしくなるのはきつてゐる(宮沢賢治・作家、詩人)

 

・どれほど愛しているかを 語ることができるのは、まったく愛していないから。(ペトラルカ・詩人、学者)

 

たくさんの敵に出会ってきたが、妻よ、お前ほどの奴はいなかった。(バイロン・詩人)

 

・ある男に「自分は結婚したほうがいいのか、それともしないほうがいいのか」と訊かれ、彼はこう答えた。「どちらの道を選んでも、君は後悔するだろう」ソクラテス・哲学者)

 

・男は疲れを癒やすために結婚し、女は好奇心にかられて結婚する。そしてどちらも失望する。(オスカー・ワイルド 詩人、劇作家)

 

・結婚とは、すなわち男性の権利を二分の一にして、義務を二倍にすることだ。(ショーペンハウエル・哲学者)

 

・妻が死んだ、私は自由だ!(ボードレール・詩人)

 

・「世の中に醜くないことってないでしょ?生まれた時から、死ぬのが決まっているというのがすでに醜いんんだから」(伊坂幸太郎・作家)

 

寝て起きたら、また生きるのか。(そー・無職)

 

・幾千人の天才が、才能を見いだされぬまま死んでゆく。自分を知らず、人にも認められず。(マーク・トウェイン・作家)

 

・あなたが自分だと信じている人間は他人である。思想は他の誰かの意見であり、差生活は模倣であり、情熱だと思っているのは借り物だ。(オスカー・ワイルド・作家)

 

あらゆる不幸や苦痛に際して、いちばんの慰めは、自分よりもっと不幸な人たちを見ることである。(ショーペンハウエル・哲学者)

 

・幸福な家庭というものはすべて似通っている。けれど、不幸な家庭というものは、それぞれ別の形で不幸なものである。(トルストイ・作家)

 

「今年も自殺者3万人」っていうけど、去年に3万人とは違う3万人っていうことの重さに、みんな本当に気づいているのだろうか。(アヤカ・大学生)

 

・“依存”ってのはね、つまりは人間そのもののことでもあるんだ。何かに依存していない人間がいるとしたら、それは死者だけですよ。(中島らも・作家、ミュージシャン)

 

・そうよ、ただの虚栄心と自己顕示欲よ。それが悪いの?(中村うさぎ・作家)

 

閻魔様が「お前は地獄行きだ」と私に言うと、いつの間にか自分の部屋に戻っていました。(伊藤次郎・ソーシャルワーカー

 

人が死ぬというのは、神様に必要とされた時なんだって。そう考えると僕たちすごい長生きしそうだね。(穴久保ユーキ・フリーター)

 

・人生なんてものは宴の席と同じで、適当にのどをうるおしたら、飲み過ぎしないうちに立ち去るのが、一番よろしい。(アリストテレス・哲学者)

 

人生は地獄より地獄的である。(芥川龍之介・作家)

 

・100年後には、今いる全員死んでいる。(tomtom・ヨガインストラクター)

 

誰よりも先に課題にぶつかるということは、誰よりも先にその課題を解く機会が与えられているということ。駒崎弘樹社会起業家

 

・「寝不足だ」と「疲れてる」と「元気がない」と「おもしろくない」と「生きる気力がない」とは、ぜんぶちがうことなのだけど、往々にして。あたまはそれを取り違えることがある。「あんたは、疲れてるだけじゃないか?」と言ってやりたい。糸井重里・コピーライター)


・ただ、こうして生きてみるとえわかるのだが、めったにはない。何十年に一回くらいしかないかもしれないが、「生きていてよかった」と思う夜がある。一度でもそいういうことがあれば、その思いだけがあれば、あとはゴミクズみたいな日々であっても生きていける。(中島らも・作家・ミュージシャン)

 

いいなあ。勇気づけられるなあ。しみじみと胸に迫ります。オススメです。(・∀・)

 

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