「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「メガネをかけたら」(くすのきしげのり)

 

この本、いいなあ!気持ち、分かりすぎるくらいよく分かるっ!ワタシのメガネコンプレックスを思い出すなあ……。もし目が悪くなかったら野球選手に道に進んでいたろうなあ……。今は、レーシック手術をしたので、今は、車を運転するときと夜しかメガネを掛けないようになったからなあ……!(・∀・)


メガネをかけたら世界が変わる、感動物語 !メガネをかけなくてはならなくなった女の子が主人公。クラスには、メガネをかけている子なんて一人もいないので、どうしてもメガネをかけたくありません。「頭が良くなるならかけるわ」とか、「宇宙まで見えるならかけるわ」とか、難癖をつけます。朝会のある日、やっとメガネをかけて学校に行ってみると……。『おこだでませんように』『ふくびき』に続く感動作第3弾です。はじめてメガネをかける子どもの不安を描く心温まる物語」そのエッセンスを紹介しよう。

 
「メガネをかけたら、とっても、おりこうそうに 見えますわ!」
(それって、ほんとうはおりこうじゃないってことね)
 
「メガネをかけたら、すごく かわいく みえますわ!」
(それって、メガネをかけていない わたしは かわいくないってことね)
 
「このメガネは、ものすごく軽いんですのよ!」
(でも、メガネをかけないのが、いちばんかるいに決まってるじゃない)
 
「メガネをかけたら、ほんとうに かわくなるのなら、かけるわ。けど、そんなメガネは ないわ」
 
「もしも、メガネをかけたら、ものすごく、ちいさいものまで みえるのなら っかけるわ(バイキンがえんそくしてるわ)」
 
「もしも、メガネをかけたら、宇宙までみえるのなら、かけるわ」(宇宙人がラジを体操してる)
 
「メガネをかけたら、そらがとべるようになるのなか、かけるわ。けど、そんなメガネは ないわ」
 
いいなあ!こんな先生や親がいたら、はじめてメガネをかける子どもも安心してメガネを掛けられるよね。くすのきしげのりさん、いいなあ。オススメです。(・∀・)