「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「年はとるな」(土屋賢二)

 
タイトルの『年はとるな』!っていうけど『はいー、わかりましたー!』 っていうわけにはいかない。(笑)あっという間に58歳だよー!もうすぐ還暦だよー!♪ (・∀・)
 
 
「引きこもり予防法」「人は見た目が10割」「人工知能に対抗するには」「笑いは不謹慎か」など哲学的思考で大笑いの脳トレ六〇篇」そのエッセンスを紹介しよう。
 
 
・本書を読んでいただければ、格調の高さにも欠けていることが分かるはずだ。格調高い部分を徹底的に排除したためである。万一残っていたこときはお許しいただきたい。
 
・老人は経験を積み、知恵の宝庫なのだ。若いころ遊ばないと後悔する」とか「結婚は慎重に」とか歳はとるな」など貴重な知識のかたまりなのだ。にもかかわらず、若本が老人と話をしたがらない大きい理由は、同じことを何度も繰り返すからだと言われる。とくに苦痛なのは、同じ自慢話を何度も聞かされることだ、と若者から何度も聞かされた
 
・わたしも自慢をするが(自慢しないと軽視されるからだ)、けっして同じ内容ではない。「若いころ、十回ケンカをして七勝三敗だった」と言うが、毎回勝敗の数とケンカの回数を変えている。「川で溺れている女の子を助けた」と言うこともあるが、「女の子」を子猫や子犬に変えることもあれば、「川」のかわりに池や海に変えることもある。気分によっては「助けた」を「助けられた」と変えることもある。
 
・生まれつき引っ込み思案で、狭い部屋に閉じこもりたいから、先祖はヤドカリではないかと思っている。もしわたしがタコだったら真っ先にタコ壺に入るだろう。そして刺し身にされて中年男か中年オンナの腹の中にビールと一緒におさまるだろう。
 
・わたしは、勉強と学校が嫌いで軽率な父と、勉強と学校が嫌いで落ち着きのない母の間に生まれたため、勉強と学校が嫌いで軽率で落ち着きのない人間になったこのことに不満はない。下手をすればナメクジに生まれるか、実験用モルモットに生まれる可能性もあったのだから。
 
・わたしは若いころ、信じられないほどハンサムだった。そのため、わたしをハンサムだと信じる人は一人もいなかった。だがいまだに1キロ先から見てもブラッド・ピットと見分けがつかないと自負している。
 
・若者の造語は多い。「フロリダ」というのはフローリングでリスがダンス」の意味かと思ったら、実際は「風呂に入るから、一時的に離脱する」というライン用のメッセージだった。
 
・わたしは夏休みになると、親から「夏休みは計画的に過ごせ」と口やかましく言われ、夏休みには計画を立てるようになった。夏休み最終日の前日まで「宿題は大丈夫か?」と聞かれると「大丈夫!」と太鼓判を押して、めいっぱい遊び、最終日の親に叱られながら宿題をやってもらうという計画を実行、浅間通り大丈夫な結果を出すことができた。
 
・女は適齢期になると男を見る目がなくなるんだ。高身長、高学歴、高収入など不純な基準で男を見る。条件をつけるなら、高年齢や高血圧、高尿酸値と高脂血症もいれてくれ!
 
・次はマラソンの結果です。一位はロン選手、ニ位はポン選手、三位はチー選手でした。四位の選手は名前を神聖視するンドンゴ族で、正思惟の発音で呼ばないと侮辱罪で裁かれます。当番組では、文化の多様性を尊重する立場から、正式名で呼ぶことにしました。選手の名前は、ンドゥ※(※は舌を鳴らす音)ガッイッワンラ・ポ・ペペペッパビポピプポ・ンポポ・ピー(放送禁止用語のためピー音。本人の了承済み)ドナイスンネン・ラソン・トウキョウトトッキョキョカキョクです。マラソン中、ンドゥ※(※は舌を鳴らす音)ガッイッワンラ・ポ・ペペペッパビポピプポ・ンポポ・ピー(放送禁止用語のためピー音。本人の了承済み)ドナイスンネン・ラソントウキョウトトッキョキョカキョク選手は終始先頭グループで走りましたが、実況では何度も不正確に発音したことをお詫びします。
 
夫婦が衝突もしないでどうするっ!野球でもサッカーでも相撲でも争うところに妙味があり、そこにいい試合が成立する!
 
物を紛失するのは一瞬だが、探すには長時間かかる何を探していたかを忘れるのは一瞬だが、思い出すには時間がかかる。原稿を書くには時間がかかるが、削除するのは一瞬でよく、積み木を積み上げるには時間がかかるが、壊すのは一瞬でいいのと同じである。
 
・男には家を一歩出ると七人の敵がいるが、家に帰ると七人を合わせたより手強い敵が一人いる。
 
・記憶力は健在だ。平城京だって〈なんとみごとな平城京だから七一〇三五一〇七年と思い出せる。
 
いいねえ。この独特のユーモアのセンス。使えるなあ。オススメです。(・∀・)