「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「FM雑誌と僕らの80年代 『FMステーション』青春記」(恩蔵茂)

いや〜懐かしい!80年代の風景と出来事と音楽と暮らしがよみがえるっ!!!小学校の卒業文集に、好きな雑誌「FMレコパル」と書いたっけ!♪
 
「パソコンもケータイも持っていなかったあのころ、FM雑誌片手に“エアチェック”に熱中していたすべての音楽ファンに捧ぐ。『FMステーション』元編集長の音楽まみれ80年代奮闘記!」そのエッセンスを紹介しよう。
 
・おおよそ1970年代から90年代にかけて、出版界にはFM雑誌」というジャンルがありました。FMエアチェックがブームとなった70年代後半からほぼ十年が、その全盛期でした。『FM fan』『週刊FM』『FMレコパル』『FMステーション』の四誌で150万部近い巨大な市場を形成していました。とくにFMステーション』誌は、十代が読んでいる全ジャンルの雑誌ランキングのトップ5に入ったこともあります。ですが、それはまた、音楽メディアの一大転換期でもありました。
 
・時代はまず、1980年にさかのぼります。山口百恵が結婚のために引退して、入れ替わるように松田聖子がデビュー。ビートたけし漫才コンビ「ツービート」が売れ出し、漫画Dr.スランプキン肉マンが大人気となった。そんな年でした……。
 
「ステーション」という外来語をポピュラーにしたのはFMステーション』である。その後、テレビ報道番組「ニュース・ステーション」が始まって、人気を博してからさらに一般化し、一時期、やたらに「ステーション」と名づけるのがはやった。
 
 
「FM放送事始」「音楽生活を変えたカセットとウォークマン」「急激な変貌を遂げた日本お音楽シーン」「「ドレスアップ」でカセットを作品に」「『FMステーション』の表紙といえば鈴木英人」「名物の読者欄“ズバひと”」「FMの聴き方を変えたCDの登場」「CDのもたらした“悪影響”」「ビデオ時代の到来とVHS vs. ベータ」「昔のビデオショップは暗かった」「終わりの始まり」「“トレンディ”は時代のJ-WAVEブーム」「FM雑誌の凋落と困惑」「英人さんのイラスト打ち切り」など。

 

これは、われわれ世代は涙がちょちょぎれるんじゃないかなあ。これらの出来事が歴史になっていることに驚く!超オススメです。(・∀・)