「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

【テレビで放映されないコロナ闘病記 9 看護師さんのコトバ編】

【テレビで放映されないコロナ闘病記 9 看護師さんのコトバ編】
 
 
入院13日目の朝。書いていてシンジラレナイっ!!!もう2週間!!!ウーム……。やっぱりこんな入院生活は最初で最後なんだろうなあ……。ビジネスマンとして、こんな悠長なことしていられない。……でも完全に治して、「ヒトとして」毎日、少しずつだけど、小さなことができていく積み重ねって、ウレシイものだね。
 

 
寝返りをうつだけで、呼吸が乱れ、ハーハー言っていたのが、平気になり、トイレに自分で行けるようになった。ベッドの脇につかまりながら立って座ってを繰り返す。これが案外、タイヘン。これもできるようになり。今日、エネルギーを使ったのが、病室内6周。これが24時間テレビ」のマラソンのように遠かった。
 
横浜ランドマークタワーが見える窓際から見た病室内がコレ。こんな風景です。案外、広いんだよね。これが現在、ワタシの世界のすべて。

 

妻から持ってきていただいた「Griffith」ギター。不謹慎かと思うかも知れないんだけど、ワタシが要望を出したんじゃないですからね!(笑)看護師さんが、ワタシのメンタルのことを考えてくれて「持ち込んでもいいですよ」と提案してくれたことなんです。(笑)

 

いま、もしテレビ取材が入り「コロナ重症患者で個室にギターを持ち込んでいるフトドキモノ」というのが報道特集とかバンキシャ!」で放映されても困る!(笑)

 

第一、指に心電図と酸素供給のクダがあるので、そもそもそんなに弾けないし。

 

  

さて、毎日、強く感じているのが、看護師さん達との会話。コトバの大切さ。ケータイ、LINE、facebook以外の毎日のコミュニケーションって、これしかないもんね。大事、大事っ!
 
これがけっこう勇気づけられるのだっ!案外、名言だったりするのだっ!!!
 

 「何かあったら呼んでください(言ってください)」
 
→ だって病室に入るだけでコロナ対策用に着替えなきゃいけないのに。気軽に呼べないよー!

「ガマンしないでくださいねー!」「ガンバらないでくださいねー!」
 
→ ガンバって治すぞー!!!って思っていたのに。(笑)
 
「いままでたいへんでしたね」
 
→ 入院直後、ICU(集中治療室で)。なかなか言えないコトバだと思う。
 
「何かお手伝いするならこと、ありますか?」
 
→ このコトバをお声掛けいただけるだけで、ウレシイ。まさにコトバで癒やされるのだっ!
 
「何かスポーツやってました?ふくらはぎが太いですけど」
 
→ 観察眼がスゴイっ!

「お名前は?小野塚「輝(テル)」さん、一文字って珍しいですね?」
 
→ ちゃんとひとりの患者として、見てくれて、とらえてくれている。
 
(「お腹、空き過ぎちゃって、眼が覚めちゃいましたよ〜」)「高校生かっ!!!」(笑)
 
→ こういうツッコミ、ウレシイなあ!(笑)
 
カラダはだんだん良くなってきている。と同時にコトバで、会話をしながら、内側から
 治療していただいている。そんなカンジがする。
 
準集中治療室(「HCU(高度治療室)」)を出てから、だんだん「放って」おかれていることが多くなりウレシイっ!
 
「小野塚さ〜ん、明日の『イベント』なんですけど、レントゲンとPCR検査とリハビリね〜〜!!!」
 
そおかあ!!!リハビリって『イベント』だったんだあ〜〜!!!(笑)良い病院です。酸素さえ、用意すりゃ、いいってもんじゃない。やっぱりコミュニケーションですっ!!!(・∀・)