【テレビで放映されないコロナ闘病記 4 入院直前のできごと 編】
8月12日(木)自宅に救急車が来る。「自分で下まで降りられますか?」あったり前じゃ!降りられるわいっ!ところが、マンションの4Fから1Fにエレベーターで降りるだけで息がキレる。何じゃ、ナンでじゃ!?オレの肺はどーなってるんじゃ!確かにトイレに行くだけで息が切れたんだから。(笑)
即救急車へ。隊員が電話を掛けまくる「酸素量77の重症患者です。いま、酸素を入れて95です。受入出来ませんか?」と1時間くらい粘る救急隊員。「……ダメかあ……」毎回、それを聞くたびに「そおかあ……オレは、中等症じゃなくて重症だったんだあ……」と知る。
ちなみに妻のパルスオキシメーターの数値はその時97。ワタシは何度やっても計測不能。ようやく出た数値が「77」で救急隊員がドン引きする!!!逆に重症だから入院できたのかも。ラッキー!改めて担架って便利!そのまま車イスに乗り換え不能で入院、治療できる。京急から都営線乗入れするみたいなもんか。
緊急入院1日目「ICU」(集中治療室)で、TVで観ているようなドタバタの治療を受ける。いったい何人ものヒトがワタシの対応をしたんだろう!?
しばらく経つとアタマに何の情報も入っていないことに気づく。治療も一段落ついた。ヒトの気配はない。いま、どこ?朝?夕方?何時?天気は?オレは、これからどーなるの?静寂の中、シーン……という音しか聞こえない不安……。
24時間後、ようやくICUのラジオが解禁になる。おー!あー!ありがたい!会話が聞こえる〜〜!これでようやく日付と曜日がわかった!ヒトが話している会話をもっと聞きたい!情報がどれだけありがたいのか、身にしみる。
ようやくクチから食事が摂れて、食べられて鼻カテーテルがハズレました。負けてられませんっ!小野塚「勝てーテル」でしたっ!♪(笑)( *¯ ³¯*)♡