「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「せんべろ探偵が行く」(中島らも+小堀純)

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せんべろ探偵が行く (集英社文庫)

せんべろ探偵が行く (集英社文庫)

 

これだけ緊急事態宣言「まんボウ」が続いて、酒場で酒が飲めないとなると、ツラい。だってワタシは「酒場のギター弾き」 なんだもん!(笑)家で飲めばいいけど、家は「酒場」じゃないしなー。飲めない、歌えないとなると、なんのために生きているのかわからなくなるっ!♪

 

ということで、本で飲み屋の気分を味わおうっ!ということでこの本。

安くて美味い! 酒呑み垂涎の店が満載!!「せんべろ」とは千円でべろべろになれるまで呑める店のこと。らもさん率いる酒をこよなく愛する中年たちが、全国津々浦々の安くて気取らない店をレポート。特別座談会も収録」そのエッセンスを紹介しよう。
 
通天閣の真ん前に「大阪で一番安い店」と書かれた赤提灯でいっぱいの店「やまと屋」がある。看板には「新世界名物 安さにビックリ!味見てコックリ!」とあり、「酒ただ」の強烈コピー。見ると「お一人で酒二合お飲みのお客様に酒一合無料サービス」とある。
 
大村 この店(やまと屋一号店)は、一合250円ですけど、薬屋のそばにあった五号店は220円でしたわ。
らも ここは椅子とテーブルあるやろ。220円の店は立ち呑みやったやろ
小堀 そうすると、差額の30円は椅子代か。
大村 ほんなら立ちまひょか。
 
・丸徳(煮込みホルモンでおなじみ)
 
天王寺のあるパチンコ屋ではな、トイレットペーパーがトイレの中やなくて、トイレの入口、トイレの外に置いてあるんや。客は使う分だけ持って入ること、と書いてある。ロールごと持って入るんはご法度なんや。っここのパチンコ屋も紙は景品カウンターでもらうシステムやった
 
・がま親分(美味い!安い!炭焼きホルモン)
 
・大阪人の見分け方。誰でもいい、まわりの人に、ノコギリを持たせる。それだけえいい。相手が思わずノコギリを叩き、「お〜ま〜え〜はぁ、ア〜ホ〜かぁ」と唄ったら、そいつも大阪人であるから注意してほりい。(©横山ホットブラザーズ
 
・JR京橋駅北口。立ち呑みが10軒ほどあり、駅から1、2分のところに立ち呑み専門店が3軒。真ん中が「酒蔵・七津屋」。週末割引サービス、その名も「あ金土のサービスデー」大びんビール390円が290円、日本酒250円が200円という具合である。
 
・大坪屋(南千住)
 
・大はし(北千住)
 
・斎藤酒場(十条)
 
つげ義春的店「新光食堂」(福山)
 
・かわべ(金沢市
 

緊急事態宣言が明けた後の反動はスゴイだろうなあ〜!♪(笑)いまのうちにリストを作っておこう!オススメです。(・∀・)

 

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せんべろ探偵が行く (集英社文庫)

せんべろ探偵が行く (集英社文庫)