「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「フォローの技術」(田中イデア)

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 この本は使えるねー〜!!!実践的だねー〜!!!(・∀・)


ベストセラー『お笑い芸人に学ぶ ウケる!トーク術』の著者で、大人気放送作家田中イデアさんが、わかりやすく例を挙げながら、面白く丁寧に「フォローの技術」を解説してくれます」そのエッセンスを紹介しましょう!

 
・私は活躍している先輩方を徹底的に分析することにしました。一体、自分と彼らは何が違うのか?それを知るために観察し続けました。そうして、1つわかったことがあります。それは、活躍している先輩方は「自分が、自分が」となっていないのです。自分のことや思いだけでなく、相手のニーズにこたえ、相手の気持ちになって仕事をしていたのです。
 
・先輩方がやっていて、自分がやっていないこと。それは、一言でまとめると、相手のことを思いやって「フォロー」することでした。フォロー。じつはこのフォローが、楽しく仕事を成功させている先輩方と自分の違いだったのです。
 
・凄腕の芸人は、次のような「フォローの技術」を持っていることがわかりました。
1 自分の居場所を確保する「ポジショニング力」
2 一目置かれ、信頼される「会話アシスト力」
3 みんなから好かれる「気配り力」
4 重要な存在になれる「世渡り力」
 
・年齢や性別などは関係なく、夢や目標をかなえる途中や下積みの時代に「フォローの技術」を習得できたかどうかで、その後の人生は大きく変わります。
 
アシスト芸人(ひな壇芸人のバラエティにおける仕事の役割。
 
1 司会者やゲストの話にリアクションやツッコミを入れて盛り上げる
2 番組の流れや空気を読みつつ自分が話して笑いを取る。
3 司会者からいじられたり、ツッコミを淹れられたりして場を和ませる。
4 仕切りが不慣れな司会者に対しては、助け舟を出すなどしてサポートする。
5 誰かがスベりそうなときには、ツッコミを入れたり話題を変えたりして、フォローする。
 
・私は以前から「バラエティ番組は社会の縮図」であると言ってきました。
 
1 上司や取引先の話にアクションやツッコミを入れてアシストする。
2 会議・商談の流れや空気を読みつつ、自分が話をして前に進める。
3 上司からいじられたり、ツッコミを入れられたりして場を和ませる。
4 仕切りが不慣れな上司に対しては、助け舟を出すなどしてサポートする。
5 誰かがミスしそうなときには、テコ入れしたり方法を変えたりしてフォローする。
 
アシスト芸人を極める人は、フォローをとことんまで極めるでしょうし、将来は司会者になろうと思っている人は、自分がされたら嬉しいフォローをするよう努めています。そうしてアシスト芸人は、司会者ともゲストとも違う、オンリーワンのポジションを確立しているのです。
 
凄腕のアシスト芸人たちは、自分のポジションをしっかりと理解しています。そしてその中でやるべきことをやっているのです。
 
目配り、気配り、先回り。この言葉は、落語家が修行時代にたたきこまれる、気をきかせるための3つの「り」だそうです。
 
1 目配りで、いろいろなとことに注意を行き届かせる。
2 気配りで、手抜かりがないよう注意する。
3 先回りで、相手の気持ちを読み取り、先に動く。

 

これ、セミナーのネタで使えるねー!超オススメですー!!!(・∀・)

 

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