「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「使ってみたい武士の日本語」(野火迅)

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使ってみたい 武士の日本語 (朝日文庫)

使ってみたい 武士の日本語 (朝日文庫)

  • 作者:野火迅
  • 発売日: 2016/11/07
  • メディア: 文庫
 

このブログをはじめて、今日で4999日。明日で5000回。毎年300〜400冊の本を読み、紹介してきました。足掛け14年、長いね〜!パソコンが打てなくなるまでずっと続けていきますので、ドゾよろしくっ!!!

 

そのムカシ、アニメの赤胴鈴之助の冒頭で「ちょこざいな!名を名乗れ!」ってコトバがあったよね。普段使わなかったので、とても新鮮だったのをしっかり覚えている。

さて、この本。「武士ならではの言葉から、武家の作法や、剣技の躍動感、江戸風景が鮮やかによみがえる。山本周五郎藤沢周平池波正太郎の小説、井原西鶴の浮世草紙に描かれた、武家世界が味わえる206語を厳選して解説」そのエッセンスを紹介しよう。

 
たった150年の昔に、髷を結って袴をはき、腰に刀を帯びた武士たちが往来を闊歩していた。人の一生が二つ入るか入らないかの年月をさかのぼったところに、姿形、生き方、言葉付きのまったく違った日本人の世があったのだ。そのことを、つくづく不思議に思ったりするのは、筆者だけだろうか。武士の世は、どこかへ手際よく引っ越していったかのゆおに、きれいさっぱり片付けられてしまった。侍言葉も、消え果ててしまったのだ。
 
「大儀である」(ご苦労さん)
「ちょこざいなり」(なまいきな!)
「一つまいろう」(まずは一杯)
「過ごされよ」(パーッといきましょう)
「これはしたり」(これは驚いた)
「いかさま」(なるほどな)
「遠慮」(外出禁止のバリエーション)
「折紙」(技量を示すライセンス)
「たまぎる」(魂が消えるほど驚く)
「出来物」(立派な人物)
「蕎麦切」(蕎麦がきと区別するために)
 
これ、使ってみたいよね。いつも、拙者のこのブログを読んでいただきかたじけない。オススメでござる。(・∀・)

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使ってみたい 武士の日本語 (朝日文庫)

使ってみたい 武士の日本語 (朝日文庫)

  • 作者:野火迅
  • 発売日: 2016/11/07
  • メディア: 文庫