世界のホームラン王、王貞治が使っていた圧縮バット。いまは、バットといえば「アオダモ」だよね〜、と思っていたのだが……実は、アオダモが絶滅の危機に瀕しているのだとか……。
「イチローのバットには秘密がある。しなり、 粘りに優れたアオダモ材。しかし、アオダモが今絶滅の危機に。 2003年から2010年、バットを巡る渾身のルポルタージュ。 イチローが現役を引退するとき、アオダモは消える……」そのエッセンスを紹介しよう。
・イチローのバット。プロ野球一年目、1992年のオフに、 イチローはミズノテクニクスのバット職人・ 久保田五十一の下を訪れ、 現役時代に巧打者として活躍した篠塚和典(巨人) モデルのヘッド部分を少しだけ軽量にしたバットを作った。以来、 イチローは現在に至るまでずっと同じ形状のバットを使い続けてい る。
・メジャーに移籍した初年度こそ、 材質を日本の北海道産のアオダモから、 北米産のホワイトアッシュに変更したことがあったものの、 2年目の2002年には再びアオダモへと戻し、 現在もアオダモ製バットを愛用している。一方、 松井秀喜はアオダモからホワイトアッシュに、 そして現在ではメイプル製のバットを使っている。一体、 どんな違いがあるんだろう?
「世界に誇る日本のバット材」「「日本のプロ野球を担っている」 という自負」
ギターの世界でも、ハカランダもローズウッドも無くなっているからねえ……。環境破壊が野球の世界でも起きているんだねえ……。野球ファン、オススメです。(・∀・)