「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「明日町 こんぺいとう商店街2 招きうさぎと六軒の物語」(藤谷治 他)

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毎年、同じような、似たような商業施設が誕生しているけど、個人的には昔ながらの商店街が大好き。戸越銀座商店街とか、砂町銀座商店街とか。将来は商店街の一角に住みたいんだよね〜!♪

 

さてこの本。東京スカイツリーのそばにある架空の商店街の物語第二弾!「すこし不思議な商店街――「明日町こんぺいとう商店街」を舞台に、人気作家が短編を紡ぐ、ほっこりおいしいアンソロジー第2弾」そのエッセンスを紹介しよう。

 
・日本で最初に国語辞書を作った、犬茂桑奴(いぬもくわぬ)の幽霊のハナシ、おまち堂のひじきのハナシ、
 
“ ペンとノートをお買い上げの方、ご要望があれば話を書きます。オーダーメイドストーリー ” オーダーメイドストーリー?その変わった宣伝文句に、栞は思わず首を傾げた。
 
「この店、ノートがたくさんあるじゃないですか。毎日毎日、まだなにも書かれていない真っ白なノートに囲まれていたら、あるときふと、自分の人生も、こんな風に降り出しに戻ったんだと思えて。そうしたら、無性に、そこになにか書きたくなったんです」
 
『古書卯月』(藤谷治)『あったか弁当・おまち堂』(あさのますみ)『水沢文具店』(安澄加奈)『台湾茶「淡月」』(加藤千恵)『カサブランカ洋裁店』(吉川トリコ)『やきとり鳥吉』(大沼紀子)
 
「沼野さん、結局は恋ですよ。恋」。このシリーズ、映像化して欲しいなあ。実際にこんなドラマや人間模様、ありそうだなあ。オススメです。(・∀・)

 

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