「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「絶対成功!まんがでわかる ホリエモン式飲食店経営」(監修 堀江貴文)

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 以前、描いていたワタシの夢は55歳で、遅くとも60歳でビジネス界を引退して「フォーク酒場」を開くこと。好きな音楽のことだけ考えて店名は、酒と泪と男と女ならぬ「酒とギターと歌と女」なんてことも考えていた。しかし、飲食業界に関わるようになってこの業界で生き残ることのムズカシさを身にしみて、やっぱり「流し」の方が気楽だなあ!と思えてきた。(・∀・)

 

さてこの本。「65歳で定年を迎えた妹尾は、夢だった喫茶店をオープンさせるが、客として来店した堀江美麻に「3ヵ月以内に潰れる」と告げられる。飲食店経営のことを何も知らないと痛感した妹尾は、美麻とともに店を立て直すことになった。だが、妹尾が知らないことがもう1つ。実は美麻は、堀江貴文の妹だったのだ!ビジネス界の寵児が教える、飲食店経営の極意」そのエッセンスを紹介しよう。
 
 
・あらゆる業種の中で、飲食業の1年以内の廃業率は、18.9%業界トップなのよ!もう何年も前から飲食業界は伸びしろの少ないレッドオーシャンのよ。
 
くたびれた町の中華料理屋!!!味もそこそこ、店舗も汚い……店主は接客なんてお構いなしの中華料理屋!ああした町中華が生き残れる一番の理由は「人件費」!!家族で運営しているから最低限の人件費で済む!さらに店の2階が住居になっていて固定費を浮かせてる店も多いわね。こうした人件費・家賃といった固定費。こうしたランニングコストと生活費を一体にすることによって流行らない町中華は生き残ることができるのよ…!!
 
プロダクトアウトは売る側(店)中心の考え方、一方マーケットインは買う側(客)中心の考え方よ。実際多くの店が このプロダクトアウトの罠に気付かず、潰れていくわ。
 
「初回・初月無料」は継続利用狙いの戦略でしょう
 
・開業すれば地獄を見るといわれる飲食店で、唯一「理想的」といわれる経営形態が「スナック」!一人でも回せる狭小スペース可。急がない接客スタイル。提供するのは乾き物とお酒が主でロスは少ない。コストと収入のバランスがとれた営業形態だからスナックはどの田舎でも潰れないのよ!
 
「友達をアテにする」なんては最悪手だろ。友達の平均人数は、10代で44.8人、20代で22.4人、30代で15.1人。年を重ねるごとに友達は減るのに。失敗する飲食店経営者は、この人数を集客見通しに含むんだよな。一度来てもらって、その後 何度も足を運んでもらえるか。自分が客ならどうか考えりゃわかるだろ。
 
「親子連れのためのコーヒーセミナー」は、いいねえ。リアルだねえ!当たり前のことだけどマンガだとわかりやすい。オススメです!(・∀・)

 

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