この本のタイトルどおり、ワタシは自分のことを天才だと思っていた。信じ切っていた。なんでオレってこんなにアタマがいいんだろう。こんな発想できるのはオレしかいない!と本当に思っていた。(笑)それが中学、高校に進むにつれ、凡人になってしまった…。(笑)それでも、いまでも「自分が天才なんじゃないか!」と思うときがある。(笑)
さてこの本で、子どもの頃の自分を取り戻そう。いま、ここを生きる子どもに学ぼう。そのエッセンスを紹介しよう。
・大人が一日に笑う回数は平均13回だそうです。しかし、 こどもは一日およそ400回笑う。 一時間に一回も笑わない大人と、 3分ちょっとで一回も笑う子ども。「とおちゃん、 ウンコ行ってくるで!」確かに小学生の僕の息子は、 ウンコ行くだけで、もう一回笑っています。
中国の道教にはこどもの頃の写真を前に瞑想して、 童心に還るという修行があります。成長とは何者かに「なる」 ことではなく、ありのままの自分に「還る」こと。 子どもの頃の自分を取り戻すことはかんたんです。 だって僕ら大人は、みんなこども出身なんですから。
・七夕のとき「幸せになれますように」と書いた保育士の私。 それを見た子どもがひと言「先生、いま、幸せちゃうんの?」( 8歳・男の子)
・電車で、親子3人で並んで座れるように、 わざわざ席を譲ってくれた見知らぬ男性に「ありがとう! おっさん!」(5歳・男の子)
・息子の国語の宿題の解答。問題「左の反対は?」「左じゃない」 「入口の反対は?」「入口じゃない」「女の反対は?」「 女じゃない」(小1・男の子)
・「男の子ににまられた」「男の子に嫌なこと言われた」 と報告してくる娘。「たぶん、私のこと、好きなんやと思う」( 9歳・女の子)
・「ママはどんな人が一番嫌い?」と娘に聞かれたので「 大きな声で怒る人」と答えたら、「自分やんっ!」(7歳・ 女ん子)
・街で知らないおじさんに「なんさいですか?」 と話しかけられたとき、息子は、「僕は3歳、ママは27歳だよ」 と。ママの年齢はいいから!(3歳・男の子)
・私は幼稚園で先生をしています。ある日子どもが「先生、 毎日幼稚園に来てるけど、大人なんだから、 そろそろお仕事行ったら?」あの〜ここが私の職場なんですけど… …。(5歳・女ん子)
・節分の日、息子が「おにはそと〜、ちくわうち〜」 ちくわよりも福がほしいです。(4歳・男の子)
・「大きくなったら何になりたい?」と聞くと息子は「 ペットボトル!」理由は「みんなに水をあげたいから」 だそうです。(3歳・男の子)
・スーパーに行くと、どのレジも長蛇のレジで、 店内放送でスタッフを呼ぶ案内が「レジ応援お願いします」 すると、息子が「頑張って〜。レジの人、頑張って〜!」 と応援し始めました。周りの人も笑ってました。(3歳・男の子)
・幼稚園で、地球儀をながめながら放った言葉は「えっと、 おれんちはどこだ??」(3歳・男の子)
・息子の理科のテスト。「 この実験器具は何のために必要なのでしょうか?」「念のために」 。「〜の実験をするには、◯◯と◯◯と、 あとひとつ何が必要ですか?」「ぼく」(小4・男の子)
・朝、保育園に行かせるのに、 服を着せようとしていた祖母と3歳の息子とのやりとり。
息子「このズボンやだ!」祖母「やだじゃない」
息子「やだ!!」祖母「やだじゃない!!」
息子「やだ!!!」祖母「やだじゃない!」そして、ついに、 おばあちゃんはこう叱ったんです。「じゃあ、 パンツ1枚で行きな!」すると、息子は……。「やだ! パンツ2枚がいい!」(3歳・男の子)
・「とおちゃん、今日の口癖がきまった。『ヘッブシ』。 これで行く」「『ヘッブシ』って何?」って聞いたら「 なんとなくだよ、とおちゃん」
スゴイなあ。この発想は計算してでてこないよね。さすが子どもがスゴイ。オススメです!(・∀・)