「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「美人は上品な言葉遣いでできている オトナ女子のための「語彙力」練習帳」(山口謠司)

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先日、レンタカーを借りて何気につけたAMラジオの番組でゲストで登場してのが、日本語の魔術師、大東文化大学文学部教授・山口謠司先生。運転しているうちに話に惹き込まれ、アポイントの時間になってもラジオを聞き続けたかった!(笑)

 

ワタシは、本当は文学部に進学したかった。それか国語学部に。日本語、英語、コトバにとても興味があったのだが、何を血迷ったのか!(笑)兄の影響で、兄と同じ大学の学部の学科に進んでしまった……それが転落人生の始まりだった……。(笑)もしワタシが文学部に行ってたら、こんな本を書いていた!かもしれない!

 

品格のある美人になるために知っておきたい言葉遣いを指南する、女性のための教養本です。言葉ひとつで、人の印象は180度変わります。本書では、イラストを用いながら、さまざまなシーンでつい使ってしまいがちな間違った言葉遣いを、正しく美しい言葉遣いに導きます。ビジネスではもちろん、家族との日常会話など、品と知性と愛嬌のある美人になれる「語彙力」を集めました。そのエッセンスを紹介しよう。

 

・言葉遣いは、生まれてきて以来、その人がどのような場所で、どのような人とつきあって、どのような空気を心や頭脳に蓄積してきたかを知ることができる尺度でもあるのです洗練された言葉を積極的に学んで遣うようにすると、日常は、もっと楽しく豊かになるに違いありません。美人といわれる人は、豊かな人生を作る人、すなわち上品で明るい言葉を遣って生きている人なのです

 
美しい言葉は、一朝一夕に身につくものではありません。言葉遣いは、生まれてきて以来、その人がどのような場所で、どのような人とつきあって、どのような空気を心や頭脳に蓄積してきたかを知ることができる尺度でもあるのです。
 
「手伝ってください」「力を貸していただけませんか」
「お力添えいただけますでしょうか」「お知恵を拝借したいのですが」「お力添え賜りたくお願い申し上げます」
 
「拝」という漢字は左側の部首も右側のつくりも「手」を表す字で、右手と左手を合わせた形をしているのです。大切なものを受け取るときは片手ではなく両手で受け取るように、相手から丁寧に大切に受け取る、ということになります。そういう気持ちをもって言うようにしていただきたい言葉です。拝」は「拝む」とも読み、神社仏閣などで神様や仏様を拝むときに遣う漢字ですから、相手に最大限の敬意を表すことにもなります。
 
・「お忙しいところ、申し訳ございませんが」「今、大丈夫ですか?」
「ご多忙中、誠に畏れ入りますが」「少しお時間を頂戴してよろしいでしょうか」
 
おそれ」には「怖れ」「恐れ」という漢字があります「怖れ」は、りっしんべんがついていますから、心を表し、つくりは布という字です。ですから、心に布がかかって見えない状態を示しているのです。何かやらなければいけないとき、それが自分にできるかどうか、先のことが見えないような不安な気持ちのときに遣います。「恐」は後ろからワッと脅かされるような、何が起こっているかわからない恐怖心のことです。ですから恐縮ですが」は、何が起こっているかわからないので身も心も縮こまっています、という気持ちを伝える言葉です。
 
「相手にお願いしたいときの美人の語彙力」「思いを伝える「お礼」と「お詫び」の美人の語彙力」「ビジネスを円滑に進める美人の語彙力」「メールや手紙で気持ちが伝わる美人の語彙力」「普段の会話をエレガントに見せる美人の語彙力」「女性ならではのワンランク上のセンスを感じさせる美人の語彙力」など。

 

「言葉」によって人生が変わる!よね。この機会に山口センセイの本、たくさん読んでみよう。オススメです!(・∀・)♪

 

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