「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「ブラック・ジャック創作秘話vol.3〜手塚治虫の仕事場から〜」(宮﨑克・吉本浩二)

f:id:lp6ac4:20200428062115j:plain

漫画の神様、手塚治虫。中でも大好きなのはブラック・ジャック」。当時連載していた少年チャンピオンはすごかったよね〜!(・∀・) さて、その創作秘話の第三弾!本作品よりも感動するかもしれない。人間くさい神様の姿とは!?そのエッセンスを紹介しよう。

 

手塚プロに入社早々のことでした…。私たち新人が手塚先生からランチをごちそうになった席でのこと…「皆さんにアシスタントの心がまえとしてひとつ 言いたいことがあります 早く辞めてください!!そして漫画家になってください!!」本当にビックリしましたね。入社したとたん 早く辞めろって会社 他にないでしょう …そして手塚プロで得たもうひとつの宝物 それは大人たちの 真剣勝負を 目の当たりにしたことかな…。
 
・最初はただただ憧れて その姿を眺めているだけだったけど…いつしか 先生の目に映っているものを…先生の見ている光を 自分も見たいと 願うようになっていったんだ!!手塚先生を 追いかけているから 先生が見ていた光そのものは 背中のかげで見えないよ……でも、その背中から もれてくる光は 今も 感じられるような 気がするなぁ…
 

f:id:lp6ac4:20200406061704j:plain

「壁村組」の一番打者 阿久津邦彦 数々のヒット作を立ち上げ 天才と呼ばれた編集者だよ!!あの時代を作ったこれらのマンガをすべて立ち上げた男だ!!(マカロニほうれん荘」「がきデカ」「百億の昼と千億の夜」「恐怖新聞」「ふたりと5人」「青い空を白い雲がかけてった」
 
壁村耐三「だいたい漫画家ってのは 自分の描きたいことしか 描きたくない連中なんだ でも その一番描きたいところを探してやって それを読者の目に ひっかかるようにするのが お前の仕事だぞ 自分の感性だけで 描き手を選べ」
 
手塚治虫と6人の孫悟空」「鉄扇公主のエピソードは知らなかった!漫画ファン、手塚ファン必読だね。オススメです。(・∀・)!

 

f:id:lp6ac4:20200428062115j:plain