漫画の神様、手塚治虫。中でも大好きなのは「ブラック・ジャック」。当時連載していた少年チャンピオンはすごかったよね〜!(・∀・) さて、その創作秘話の第三弾!本作品よりも感動するかもしれない。人間くさい神様の姿とは!?そのエッセンスを紹介しよう。
・手塚プロに入社早々のことでした…。 私たち新人が手塚先生からランチをごちそうになった席でのこと… 。「皆さんにアシスタントの心がまえとしてひとつ 言いたいことがあります 早く辞めてください!!そして漫画家になってください!!」… 本当にビックリしましたね。入社したとたん 早く辞めろって会社 他にないでしょう …そして手塚プロで得たもうひとつの宝物 それは大人たちの 真剣勝負を 目の当たりにしたことかな…。
・最初はただただ憧れて その姿を眺めているだけだったけど…いつしか 先生の目に映っているものを…先生の見ている光を 自分も見たいと 願うようになっていったんだ!!手塚先生を 追いかけているから 先生が見ていた光そのものは 背中のかげで見えないよ……でも、その背中から もれてくる光は 今も 感じられるような 気がするなぁ…。
・「壁村組」の一番打者 阿久津邦彦 数々のヒット作を立ち上げ 天才と呼ばれた編集者だよ!! あの時代を作ったこれらのマンガをすべて立ち上げた男だ!!(「 マカロニほうれん荘」「がきデカ」「百億の昼と千億の夜」「 恐怖新聞」「ふたりと5人」「青い空を白い雲がかけてった」)
・壁村耐三「だいたい漫画家ってのは 自分の描きたいことしか 描きたくない連中なんだ でも その一番描きたいところを探してやって それを読者の目に ひっかかるようにするのが お前の仕事だぞ 自分の感性だけで 描き手を選べ」